#柚莉愛とかくれんぼ
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執筆当時大学生だったとは思えないほど、人間というものを冷静かつシニカルな視線で捉えていて、それを巧みに文章で表現するセンスの高さは初期の綿矢りささんを彷彿とさせるものがあった。 ミステリとしてはかなり弱いけど、作者もゴリゴリのミステリを書くつもりで本作を書いたわけではないだろうしまったく問題ないと思う。 ただ、まあこれはほとんど出版社の陰謀なのだろうけど、本作の特設サイト作ったりこれ書いた人作詞作曲も出来るんですよーとか紹介までしちゃったりっていうのに、小説だけで勝負したいからと断らずに乗っかっちゃった作者には正直幼さを感じてしまった(まあ実際大学生なんていい大人から見たら子供なんだけど)。それとも今コラボユニット組んで活動しているとこから見ると打算も多少あったのかなと邪推してしまう。これだけ芸能界を書ける時点でそっちの業界には相当興味あったんだろうし。やりたいことがあるのならどんなチャンスも逃すべきじゃないけど、いくら文才があったとしても音楽活動への足掛かりとして小説書きましたーでは柚莉愛のドッキリ並に「読者を馬鹿にしてんのか」と腹は立つけど。 まあでも好みの文体と作風なので他のも読んでみようと思います。 ちなみに⭐︎-1なのは、本作の内容とは関係ないけど、今作者がやってるユニットの作者の手による歌詞をググって見てみたら小説とは大違いの稚拙なものでガッカリしたから。まあ小説と歌詞は違うよね、、、昔某直木賞作家や芥川賞作家も、有名歌手の歌詞担当して見事にスベってたし、、、。 | ||||
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この作品は何かの賞を取られたようですね! おめでとうございます。 読み進めていく内に引き込まれ続きが気になりウズウズした面もありますが、正直ハッキリさせて終わらせてほしかったです。終わり方が曖昧で…そういう手法で書いたのかもしれませんが…一読者としてはズバッと書いてもらいたかったです。 【以下ネタバレ】 読者を騙すためにいかにも久美を「この人は男性だ!」という描写でツラツラ書かれていますが、なんと言うか…生理表現や毛の表現…髭処理からして纏まってない印象がありました。彼女が「体は女性であり心は男性」なら分かりますが、そのような感じでもありません。ただの「僕っ子」。どうにかして「読者を騙してやるー!」って描写が気になりました。 | ||||
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地下アイドルグループ「となりの☆SiSTERs」のセンター、青山柚莉愛は事務所の指示で配信中に血を吐いて倒れ、謎の文面を表示するどっきりを仕掛けました。ネットは騒然としますが、翌日の健康体柚莉愛の登場で騒ぎは終わるはず、でした。しかし、騙されたと憤るファンが多く、どっきりは炎上にまで発展。グループ結成から二年、なんとか売り上げを拡大しようとした戦略は裏目に出てしまいました。 次のCDの目標売り上げ総数は三万枚です。達成出来ないとグループは変化するしかありません。増員、それはグループの構成員の江藤久美や南木萌も嫌らしく、各曜日のライブ配信で過剰なファンサービスで挽回しようとしています。傍観者の僕は@TOKUMEIのハンドルネームで、ライブ配信を鑑賞していました。彼は柚莉愛の配信動画を暴き、彼女の社会的評価を下げました。後の握手会は散々で、柚莉愛は正体不明の男に殴られる程ヘイトを向けられます。実は前述の僕とは仲間の久美で、精神的に不安定になって奇妙な行動に走りました。彼女なりの戦略だったのですが、柚莉愛に同情を集め人気を出そうという魂胆です。柚莉愛は熱狂的なファンに監禁され、手元のスマホで助けを求めますが、ドッキリで愛想をつかしたファンたちは本気にしてくれず…というのが大筋です。実際、小さなことで人気の芽を摘まれ、浮上できなかった女アイドルは山ほどいて、彼らのことを思い出させてくれる、そんな作品でした。 | ||||
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荒削りだが、可能性がある作家さんだと思います。今回は受賞作品でもあり注目もされたので、早めにかつ面白い次回作を期待します。 | ||||
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アイドルをテーマとしたサスペンスものとして手堅くまとまっていると思う。 「僕」が出てきたあたりで身構えてしまったのでうっすら展開は読めたが、それでも面白かった。 2010年代後半のインターネット文化(特にTwitter)の空気感がリアリティ高い。 カバーのデザインがちょっと品がなく人前で読みづらいんだけど、これも作品の持つイメージの具現化なのかな。 | ||||
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