欺瞞の殺意



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初公開日(参考)2020年02月
分類

長編小説

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欺瞞の殺意 (ミステリー・リーグ)

2020年02月15日 欺瞞の殺意 (ミステリー・リーグ)

殺人犯として服役していた元弁護士が仮釈放後にある関係者に送った書簡。それが事件のすべてを根底から覆す引き金となった。「わたしは犯人ではありません。あなたはそれを知っているはずです」。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.50pt

欺瞞の殺意の総合評価:7.17/10点レビュー 6件。Bランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(8pt)

面白かったです。

パズルみたい。

わたろう
0BCEGGR4
No.1:
(9pt)

欺瞞の殺意の感想


▼以下、ネタバレ感想

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氣學師
S90TRJAH
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No.4:
(2pt)

そもそも大前提が不自然で・・・・

読みやすい。ただ、トリック/殺意の究明に懲りすぎていて、よくある推理小説ファンの犯人当てゲームになってしまい、全部読んだ後、だからなんだったの?と言いたくなってしまった。そもそも優秀な弁護士の自分が殺人を犯してもいないのに状況証拠で不利だから、刑に服するというこの小説の大前提が不自然で、あほらしい。これはだめだ。
欺瞞の殺意 (ミステリー・リーグ)Amazon書評・レビュー:欺瞞の殺意 (ミステリー・リーグ)より
4562057351
No.3:
(4pt)

文章は明晰ながら、味気ない人物像が残念

2020年の”このミス”で第7位に選ばれた作品です。
文章は明晰で、構成も良く考えられており、小説の書き方に関する一種のお手本になりそうです。
その一方で、登場人物が平面的というか、生き生きとした感じが伝わってこないように思いました。
書簡体という形式がその欠点を一部補っていますが、登場人物の心理状況を重視した仕掛けが本書の肝なので、登場人物の味気なさが大きなマイナスになってしまったように思います。
水準以上の面白さをもったミステリだと思いますが、良く書けている分、欲を出してより上を期待してしまい、粗が却って目立ってしまったようです。
欺瞞の殺意 (ミステリー・リーグ)Amazon書評・レビュー:欺瞞の殺意 (ミステリー・リーグ)より
4562057351
No.2:
(4pt)

東大法学部卒で元弁護士なら、もう少し日本語を磨いて欲しい

結論から言うと、「最後まで読めば」面白いです。ラストの告白も、その後の一捻りも唸らされること請け合いです。二転三転どころか五転六転。こういう展開は珍しい。その点では独創性もあります。

 ただ、最後まで読むのがちょっと怠い。例えば、おそらくは頁数稼ぎのためと思われる繰り返し表現がたくさんあります。太字になっているので読み飛ばせば良いのですが、何十か所もあってうんざりです。

 あとは文章。例えば、15頁に「気が置ける」という表現があります。くだけた関係を意味する「気のおけない」を敢えて肯定形にし、その反対の意味で使ってみたのでしょうが、そんな日本語はありません。

 128頁の「とんでもありません」も気になります。180頁の「いまいち」も。1970年代から徐々に使われ始めた現代語ですよね。昭和41年から平成20年まで刑務所にいた治重の言葉としては違和感があります。
欺瞞の殺意 (ミステリー・リーグ)Amazon書評・レビュー:欺瞞の殺意 (ミステリー・リーグ)より
4562057351
No.1:
(3pt)

普通に面白い

ある著名な弁護士の眷属にまつわる殺人事件。犯人として逮捕された男が、出所後、犯罪の関係者と手紙で事件の真相を確かめる遣り取りを始め、意外な真相が明らかになる、という話。

往復書簡を通じて真相に迫る筋書きや、二転三転、四転五転する展開は飽きずに読むことができます。

激しいインパクトは少なめですが、秀逸なミステリーとして楽しむことはできると思います。
欺瞞の殺意 (ミステリー・リーグ)Amazon書評・レビュー:欺瞞の殺意 (ミステリー・リーグ)より
4562057351



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