欺瞞の殺意
- 本格ミステリ (563)
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パズルみたい。 | ||||
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最初の事件が起きるまで、また起きた後も、ちょっと退屈な気がしましたが、そのあとの手紙のやり取りあたりからぐっと引き込まれて、どんどん意外な方向に進んでいって、最後にまた意外な結末が待っていました。久しぶりに読み応えのあるミステリーに出会えました。 | ||||
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大資産家の家で起こった毒殺事件。 証拠が発見され逮捕された娘婿は犯行を認め、四十数年後に仮釈放されます。 彼は遺族であり義理の妹にあたる女性に手紙を送ります。 そこには自分は犯人では無い事、そして長い服役生活の中でついに真犯人を導き出した事が記されていました。 二人の手紙のやりとりから次々と推理が覆されていくのが面白かったですね。 片方が推理を披露するともう片方がそれは不可能だと指摘した上で新たな推理を披露するという繰り返しになっています。 いかにも何か仕掛けがありそうであり、最後の最後まで気が抜けなさそうだとワクワクしながら読み進めました。 正直思っていたのとはちょっと違う結末でしたが、面白かったのは確かです。 | ||||
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読みやすい。ただ、トリック/殺意の究明に懲りすぎていて、よくある推理小説ファンの犯人当てゲームになってしまい、全部読んだ後、だからなんだったの?と言いたくなってしまった。そもそも優秀な弁護士の自分が殺人を犯してもいないのに状況証拠で不利だから、刑に服するというこの小説の大前提が不自然で、あほらしい。これはだめだ。 | ||||
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2020年の”このミス”で第7位に選ばれた作品です。 文章は明晰で、構成も良く考えられており、小説の書き方に関する一種のお手本になりそうです。 その一方で、登場人物が平面的というか、生き生きとした感じが伝わってこないように思いました。 書簡体という形式がその欠点を一部補っていますが、登場人物の心理状況を重視した仕掛けが本書の肝なので、登場人物の味気なさが大きなマイナスになってしまったように思います。 水準以上の面白さをもったミステリだと思いますが、良く書けている分、欲を出してより上を期待してしまい、粗が却って目立ってしまったようです。 | ||||
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結論から言うと、「最後まで読めば」面白いです。ラストの告白も、その後の一捻りも唸らされること請け合いです。二転三転どころか五転六転。こういう展開は珍しい。その点では独創性もあります。 ただ、最後まで読むのがちょっと怠い。例えば、おそらくは頁数稼ぎのためと思われる繰り返し表現がたくさんあります。太字になっているので読み飛ばせば良いのですが、何十か所もあってうんざりです。 あとは文章。例えば、15頁に「気が置ける」という表現があります。くだけた関係を意味する「気のおけない」を敢えて肯定形にし、その反対の意味で使ってみたのでしょうが、そんな日本語はありません。 128頁の「とんでもありません」も気になります。180頁の「いまいち」も。1970年代から徐々に使われ始めた現代語ですよね。昭和41年から平成20年まで刑務所にいた治重の言葉としては違和感があります。 | ||||
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