(短編集)
交換殺人はいかが? じいじと樹来(じゅらい)とミステリー
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全1件 1~1 1/1ページ
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安楽椅子探偵と言えば、人生経験の豊富なミス・マープルを思い浮かべるが、本書の安楽椅子探偵は12歳のじゅらい君。元刑事のじいじに、過去に起きた面白い事件を話してもらうようせがみ、ひとしきり話を聞いた上で発せられる「僕は、そんなことじゃないと思うんだけどなあ」の一言。過去の事件を別の視点から見ることで分かる真相に、ページをめくる手が止まりませんでした。 | ||||
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一人ぐらしの老後を送る元警視庁捜査一課刑事ももとに推理小説マニアの 孫が遊びに来ては現役時代の思い出話をせがみ、安楽椅子探偵よろしく 隠された真相を看破していく・・・という形式で短編5つが収録されている。 すべてトリック主体の話で、すっきりした文章ともどもコンパクトで読みやすい。 全体に上品だが、どす黒いものをチラリ垣間見せるエピソードもあり、 読みごたえは決して軽いだけのものではない。 当初、この形式だと毎回犯人は罰せられないままであることと、この じいじは誤認捜査を重ねた警察の一員として孫の尊敬を失うんじゃないかと 気になったが、後半ではうまくそのあたりもフォローされている。大昔の話しか 語られない点も含め、配慮のいきとどいた作品だと感じた。 | ||||
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濃い作品の多い深木氏の初の連作本格推理短編集である。 本作は退職した警官の叔父が語る未解決事件を孫が話を聞いて真相を暴くという一種の安楽椅子探偵スタイルであり、短いながら本格ミステリーらしい、密室や見立てや交換殺人などお馴染みのテーマを扱った小気味良い短編が収録されている。 ライトタッチで気軽に読める本格ミステリー短編集として標準以上の出来である。 | ||||
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