衣更月家の一族



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    初公開日(参考)2012年03月
    分類

    長編小説

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    衣更月家の一族 (講談社文庫)

    2015年03月13日 衣更月家の一族 (講談社文庫)

    別居している妻の潜伏先を察知した男が、応対に出た姉のほうを撲殺―一一〇番通報の時点では単純な事件と思われた。だが犯行が直接目撃されていないうえ、被害者の夫には別の家庭があった。強欲と憤怒に目がくらんだ人間たちが堕ちていく凄まじい罪の地獄。因業に満ちた世界を描ききった傑作ミステリー。(「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.50pt

    衣更月家の一族の総合評価:6.70/10点レビュー 10件。Dランク


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    全2件 1~2 1/1ページ
    No.2:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
    (6pt)

    衣更月家の一族の感想

    三つの事件が起きるが、その裏には悪意を持った人間の巧妙な犯行が隠されていた。そんなストーリーである。廣田家の殺人が発端で殺意は否認したが犯行は認めた男の逮捕で一件落着の簡単な事件と思われた。小さな齟齬があるが刑事も
    読んでいるこちらも気づかずスルーしてしまった。そこから第二、第三の事件が起きるがタイトルとは無縁の事件のように見える。何故か?それは事件を調べていた興信所の探偵によって明らかにされる。一本の線によってつながりをみせる時
    タイトルの意味が解かってくる。まぁ手の込んだ構成とは云えるが話そのものに余り面白みがないようにも感じる。女性らしからぬ男性的な筆致で書かれているが、発端がジャンボ宝くじの3億円というのもなんだかなぁと云う感じで、物語に
    ロマンがないって気がしてしまう。弁護士から齢60歳を過ぎてからの執筆とのことですが、刑事コンビのやり取りとか証拠調べや事件を追う様子の描写は経験の裏打ちなのかリアルさがあり読ませる部分ですが、肝心の『物語』がいまひとつと云った印象でした。

    ニコラス刑事
    25MT9OHA
    No.1:
    (3pt)

    衣更月家の一族の感想

    2013年の本格ミステリ大賞候補作。
    ミステリー・リーグからの発売も相まって本格物を堪能しました。
    個人の好みによるのですが、とても読書感が重かったです。
    重いのは内容ではなくて、派手さがないというか、ズッシリと複雑な話です。

    1つの手がかりから紐解く展開・・・とは違い、
    全体像を掴みながら内容をしっかりと把握して読書をしないと、
    ただややこしい。難しかった。緻密だ。固い。と言った印象だけが残り、
    真相の驚きを味わえなさそうです。

    とてもしっかりした作品なのですが、好みとは違うのでこの点数で。

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    egut
    T4OQ1KM0
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    No.8:
    (3pt)

    見事なんですが

    読み終わって何かが残るってわけじゃない。縦横無尽、ホームズ真っ青な推理を見せつけられてポケーとしてました。女性が書いたとは思えなかった。
    衣更月家の一族 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:衣更月家の一族 (講談社文庫)より
    4062930692
    No.7:
    (4pt)

    複雑でよく練られた犯罪小説

    別居中の妻が身を寄せていた姉の家を、ストーカーまがいの夫が襲い、誤って姉の方を殺害してしまう。単純な事件と思われたのだが・・・。

    各章ごとに、登場人物はもちろん、あまりに風合いの違う話になるので(またこれがとてもよくできている)、「あれ?これ短編集だったかな?」などと途中で不安になったが、最終章で見事に収束する。

    非常にテンポよく、それていて複雑で、とても面白かったです。
    「どんでん返し」が売り、などという作品ではなく、現代の社会問題も織り込みながらの、スマートな犯罪小説だと思いました。
    タイトルの意味が最後にわかるのも良かったです。
    衣更月家の一族 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:衣更月家の一族 (講談社文庫)より
    4062930692
    No.6:
    (3pt)

    面白い構成と大仕掛けのミステリーではあるが…

    面白い構成と大仕掛けのミステリーではあるが、事件の全貌が明らかになる『衣更月家の一族』からエピローグまでがやたら説明的なのが残念。動画を観ていたはずなのに何時の間にか紙芝居になるという肩透かし…

    プロローグの心中事件、『廣田家の殺人』、『楠原家の殺人』、『鷹尾家の殺人』と全く毛色の違う殺人事件が、『衣更月家の一族』、エピローグで帰結する。

    個々人の好みの差が出るミステリーではないだろうか。少なくとも、『鬼畜の家』の方が衝撃的だった。
    衣更月家の一族 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:衣更月家の一族 (講談社文庫)より
    4062930692
    No.5:
    (4pt)

    濃厚で面白いのだが

    非常によくできたストーリーで、どんでん返しも含めて
    いい作品ではあるのだが、探偵がすべてを超人みたいに
    解決してしまうのが、物足りない。
    もっと謎解きに苦労しないと、ミステリとしてはいまいちです。
    衣更月家の一族 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:衣更月家の一族 (講談社文庫)より
    4062930692
    No.4:
    (5pt)

    連作ミステリーはこうして書くのだよ

    連作ミステリーはこうして書くのだよ、というお手本のような作品。
    一見したところ独立している3つの事件が、見事に1つに収束していきます。その端正な手際はまさに職人芸。
    また3つの事件も、独立した短編として楽しめるのでお得感があります。
    衣更月家の一族 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:衣更月家の一族 (講談社文庫)より
    4062930692



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