消えた断章



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初公開日(参考)2018年03月
分類

長編小説

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消えた断章

2018年03月15日 消えた断章

君原樹来は推理作家を目指す法学部の四年生。あるとき、同じ大学に通う妹・麻亜知の友人、葛木夕夏があるトラブルを抱えているといい、元C県警捜査一課の刑事であった樹来の祖父に相談しに行くことに。夕夏は十年前、実の叔父に誘拐されたことがあった。ただ、記憶を失った時間があっただけで被害はなく、当時は身内のトラブルと片づけられたのだが、最近になって警視庁が再捜査に乗り出しているという。同じ十年前、同じく誘拐された男児の白骨遺体が最近発見されたことが関係しているようだ。当の叔父は行方不明になり、裕福な創業者一家だった葛木家は、その後みるみるうちに崩壊していったのだが―(「BOOK」データベースより)




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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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No.2:
(5pt)

大矢氏の書評に目からウロコ

前作における小6当時の樹来の末恐ろしいほどの閃きが今回はあまり見られず、何かにつけて思い悩み逡巡し、祖父を頼らずにはいられない姿を見ていると、どなたかも書いておられるが〈天才少年、十年後にはただの人〉といういつものフレーズを思い浮かべてしまった。
 そのことに若干のつまらなさを覚えていた私であったが、本書の巻末に掲載された書評家の大矢博子氏の「解説」を読んで目からうろこの気持ちになった。

 大矢氏は、じいじと樹来のお馴染みのパターンを予想してページをめくった読者は背負い投げを食らうことになる、と最初から釘を刺している。
 前作と本書には10年の間があり、扱う事件もその展開も全く違う、だがその違いにこそ本書の意味があるのだと。
 12歳の樹来はただパズルを解くようにクイズに答えるように事件を推理した。
 現実の事件は樹来にとってミステリーみたいなものでそこに事件関係者一人一人が持つ人生は存在しなかった。
 そんな樹来が22歳になって関係者の人生に触れたとき何を思いどう変わるかそれこそが物語の核なのだと。
 本書は樹来の成長物語なのだと。

 樹来はただの人に堕したのではなく、立派に人間として成長した姿を著者は読者に見せてくれたのだということがこの解説により理解できた私は、この解説を読んで本当の書評というものはこういうのをいうのだということを教えられた気になった。
 作品の出来は前作の方が良かったので評価4だと思ったのだが、大矢氏の書評をプラスして5とさせてもらった。
消えた断章Amazon書評・レビュー:消えた断章より
4334912125
No.1:
(5pt)

久しぶりの読みごたえ‼

大体の推理ものは、読んでいると 何となく分かってくるものだが、この作者、作品は 違う。
視点の切り替えが はっ❢っとする。私は とても好きです。
消えた断章Amazon書評・レビュー:消えた断章より
4334912125



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