鬼畜の家



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初公開日(参考)2011年04月
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長編小説

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鬼畜の家 (講談社文庫)

2014年04月15日 鬼畜の家 (講談社文庫)

我が家を地獄につきおとしたのは、母でした――娘の口から明らかになっていく、母の異常犯罪とは。悪意とはなにかを考えさせる問題作 出版社からのコメント 島田荘司選 第3回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞受賞作! --このテキストは、 単行本 版に関連付けられています。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.00pt

鬼畜の家の総合評価:7.68/10点レビュー 38件。Bランク


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全4件 1~4 1/1ページ
No.4:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

鬼畜の家の感想


 「あたしの家は鬼畜の家でした。」
夫を殺し、娘を殺し、金の為に数多の犯罪を繰り返した母親。しかし、その母親の最期は唯一溺愛していた息子との心中でした。
生き残りの末娘が語る壮絶な家庭環境。母は自分から死を選ぶような人間じゃないとの証言。「鬼畜」を死に至らしめた衝撃の正体が明らかになる・・・。

著者のデビュー作品ですね。東大卒の元弁護士なんて聞いたらどんな理屈っぽいミステリを出してくるんだと身構えちゃいそうですが、この作者はかなりミステリのエンターテイメント性を重視してくれる。消人屋敷なんてもうごりごりの館物だし。また一人お気に入りの作家が増えました。

りーり
9EDFH0HC
No.3:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

鬼畜の家の感想

面白かったです。
鬼畜の家、なるほどタイトル通りのお話ですね。
人物描写、伏線など素晴らしいと思います。



▼以下、ネタバレ感想

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ぺこりん12
M5MH63SF
No.2:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

鬼畜の家の感想

取材形式で登場人物も多く、混乱しながら読み進めましたが、どんどん引き込まれました。
まさかのどんでん返しにビックリ。
あまりの鬼畜っぷりに吐き気のする思いでしたが、面白かったです。

スミレ
YEU1RLXC
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

鬼畜の家の感想

ホラー的な要素が感じられ、どうしても貴志祐介の「黒い家」が頭に浮かんでしまう。単なる悪女ものだったらつまらないしと思っていたが、なかなかどうしてけっこう面白かった。打算だけの女、その女が医者であった夫の死後三人の子供たちと暮らしてきたその凄まじさが関係者へのインタビューといった形で明らかになってくる。各人の視点で語られる女の異常さ。確かに上手く描かれ読ませるところはあるけれど、このままだったら良くある内容で新鮮味も何もない。そう危惧していたらこちらの予想を見事にひっくり返してくれた。しかも、周到な伏線も用意されていて後半はミステリ度がぐんと上がる内容だった。

▼以下、ネタバレ感想

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ニコラス刑事
25MT9OHA
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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No.34:
(2pt)

タイトル、宣伝文句騙し

それにしても思ってたんと違い過ぎました。

色々と理屈は並んでますが
強引だなぁー…と思わずにいれません。
まさに創作物ならでは。
という感じでしょうか。
そっち路線で来るならもうちょっと
突っ込み所は無くして欲しい。

途中で何となくもしかして…とオチに
気づいたのですが何がどうでそうなるのか
そこで度肝を抜くつもりでは無いか!と
期待して最後まで読み切りました。

結局何だかなー…。

結局鬼畜など誰一人として居ない。
むしろ人間の欲をむき出しにした
人間らしい人間ばっか出てくる話でした。
そういう人間を鬼畜と言いたかったんでしょうか?
その割に皆んなそれなりに心持ってるし。

…しっくりこないなぁ。
鬼畜の家 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:鬼畜の家 (講談社文庫)より
4062778254
No.33:
(5pt)

結末の面白さ

いろんな視点からそれぞれの人に事件を語らせ…被写体自身の言葉で話を進めていく面白さ、そして最期はこうなるか?と驚かされる小説でした。
後味の悪さは現実的なのかもしれませんね。
鬼畜の家 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:鬼畜の家 (講談社文庫)より
4062778254
No.32:
(5pt)

状態良し

価格の割り状態も良く、梱包も良かった。
鬼畜の家 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:鬼畜の家 (講談社文庫)より
4062778254
No.31:
(3pt)

綿密な伏線に溜息。しかし旧い価値観が息苦しい

非常に細かくさりげなく伏線が張り巡らされており、ラストの謎解きには説得力がありました。関係者(正直者も嘘つきも、各々の立場から証言するのが何とも面白い)の言葉から読者は情報を得ていくという構成を利用したミスディレクションにも見事に嵌まり、気持ちよく騙されたなあという読後感でした。
ただ、“彼女”の動機、1番大切だったものが少々、いえかなりありきたりに感じ、肩透かしを食らった気分でもありました。
また、本文には関係ありませんが、島田荘司氏の選評には『男も女も同じ人間なんだから同じようにドロドロしてて当然だろう、いつまでも違う生き物扱いしなさんなよ』と呆れました。
鬼畜の家 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:鬼畜の家 (講談社文庫)より
4062778254
No.30:
(5pt)

まんまと作者の騙しに嵌められた極上ミステリー。

物語の中盤過ぎまで精々星三つ程度の作品かな、と思われたが終盤の衝撃と見事なトリックに完全に騙され、星五つ作品に押し上げざるを得なかった。鬼畜の家。作者のミスディレクションにまんまと嵌まってしまった。最後まで読み終え、トリックを理解した上でもう一度読み返すとまた別の作品に思えてくる。良い意味で見事な騙しのミステリー。
鬼畜の家 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:鬼畜の家 (講談社文庫)より
4062778254



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