螺旋の底



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    初公開日(参考)2013年03月
    分類

    長編小説

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    螺旋の底 (ミステリーリーグ)

    2013年03月07日 螺旋の底 (ミステリーリーグ)

    フランスのとある田舎町の元領主ゴラーズ家に嫁いできた女。 彼女には「ある目的」があってゴラーズ家に入ったのだが、 いっぽうの夫も、「ある目的」があって彼女を迎え入れていた――。 再読必至、目を瞠る逆転劇! (「BOOK」データベースより)




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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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    No.5:
    (4pt)

    面白い

    語り手が日付ごとに交互に交代して物語が進んでいく叙述ミステリーです。その日付になぜ「年」が記載されていないのか?これは何かあるのか?と疑問に思い、読み進めていきましたが、その疑問を忘れるくらいに一気に物語に引き込まれ没頭してしまいました。星を一つ減らしたのは、途中で殺人事件が発生するのですが、その動機が少し弱いように思いました。このあたりの詳しい説明があってもよかったように思います(詳しくはネタバレになるので書けませんが)。ただ物語としては、時代背景とか、舞台となる館の設定とかが非常に面白く、一気に読み進めることができますし、ネタバレ後ももう一度読み返してみても十分楽しむことができる内容と思います。
    螺旋の底 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:螺旋の底 (講談社文庫)より
    4062933586
    No.4:
    (4pt)

    深木章子は凄い!

    ひょんな事から、深木章子さんの作品<ミネルヴァの報復>と出会いました。
    その描写の丁寧さに感動しました、まるで映像を見ているようです。
    <螺旋の底>も実に細かい表現で、事の進行は素晴らしいです。
    全ての作品を読んでいる途中です。
    螺旋の底 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:螺旋の底 (講談社文庫)より
    4062933586
    No.3:
    (3pt)

    たいへんもったいない気分

    前二作とは変わって、20世紀半ばのフランスが舞台であります。
    「夫」と「妻」が螺旋を描くように交互に語り手を務める本作は「ああ、あのパターンだな」と漠然と想像していましたらホントにそのままでした(汗)。
    真意も素性も伏せたまま夫婦の腹の探り合いが続いていく展開は、仕方ない構成とはいえストーリーがトリックに制約されて、物語の起伏を乏しくさせる結果になってしまったような。
    対独協力者の虐殺、古い洋館、途中で封印された螺旋階段といった設定や背景が秀逸なだけにもっと面白いストーリーが作れたはずだと、たいへんもったいない気分です。トリックに囚われないで、いっそ社会派に専念した方がよろしかったのでは。
    劇中、殺人はたびたび起こるのですが、理由が判然としないものが多く、不気味な印象を残します。
    螺旋の底 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:螺旋の底 (講談社文庫)より
    4062933586
    No.2:
    (3pt)

    悪くない

    率直にだまされた。
    夫婦である「僕(夫)」と「私(妻)」の一人称で交互に書かれている。ミステリーファンなら「何かある」と感じる。それでも引っかかった。
    ときおり文体が乱れる。「ガツンという」なんて表現は、本書のように重々しく書くべきミステリにはふさわしくないと感じた。会話と地の文がかみあわない部分もあり、もっと洗練すべきと思った。
    結婚した妻の動機にも無理がある。いくら愛する人のためとはいえ、その理由で結婚する?
    それでも、後半のある部分で「えっ」と驚き、帯にあるように、前のほうを何度も読み返した。そういう意味で及第点。3.5くらいです。

    ただ、他の書評をみると、他作品も、二人の人物が交互に書いていくパターンのようで、そこは早めに脱却しないとマンネリ化するおそれがある。
    螺旋の底 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:螺旋の底 (講談社文庫)より
    4062933586
    No.1:
    (2pt)

    ちょっとこれは・・・

    どうもこの作者の作品はだんだん悪くなっていってる気がする。
    デビュー作の頃はまだ我慢できたような欠点がだんだんと露わになってきているというか、
    「ね?驚いたでしょ?」という感じのサプライズも、読む方からすると「で、それが何?」
    というような、トリックのためだけに供されるトリックに見えてしまうようになってきている。

    また、この作品にもデビュー作と同様の、いわゆるシリアルキラーが登場するがこの人物像たるや
    存在にまったく重量感がなく、かつ行動の必然性が感じられないため、読み終わっても
    「なんだったんだ、あいつは」と頭を抱えるだけでなんのカタルシスも得られないのがオチである。

    もう一点不満をいうとこれは前作もそうなのだが、本来こういう作品はきちんと
    トリックの整合性についての検証がされることで作品自体の価値を高め、
    読む方もただ読むだけでない楽しみの源泉になるのだが、
    この作品はとてもそういう気にはならないのも辛いところ。

    期待していた作家なので非常に残念ではあるが、次がつまらなかったらもう読まなくなるかもしれない。
    螺旋の底 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:螺旋の底 (講談社文庫)より
    4062933586



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