可視える(みえる)
- 猟奇殺人 (113)
※タグの編集はログイン後行えます
※以下のグループに登録されています。
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点0.00pt |
可視える(みえる)の総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
現在レビューがありません
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
いわゆる人物がよく描かれていて、ストーリー展開も大変おもしろいです。それにしても、二年前に出版された時にそれほど評判にならなかったのはなぜだろうと思ったのですが、後半を読んでそれも仕方ないかなと感じました。ストーリーの反転も多すぎるところもあったと思います。 このシリーズを読んだ3冊目ですが、第一作のこの作品が一番面白かったです。残りあと一作も楽しんで読みたいと思います。 第一刷 69ページ 長崎の原爆の日、甲子園での黙祷はありません 終戦の日だけです 102ページ11行目 型→片 161と185ページ 身内の警察官を民間人に紹介するのに、さん付けではなく呼び捨てか○○巡査などと言うでしょう 341ページ14行目 榎本は一つ不要 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ある画商からの「幽霊画の作者を探してほしい」との依頼に、不祥事から警察を追われた私立探偵槙野は島根県まで出かけていく。その幽霊画は、その後悪夢に悩まされる程、凄まじい絵だった。そしてやっと見つけた作者の秋田というのも一風変わった男だった。 それから1年後、常軌を逸した非常に残虐な連続殺人事件が起き始める。 そして、例の幽霊画の作者秋田がなぜか神奈川で自殺したとの知らせが槙野の耳に入る。自殺はありえないと確信をもつ例の画商の要請で、槙野は死んだ秋田の調査に乗り出す。 そして、秋田の死と連続殺人事件が結びついたとき、驚愕の事実が・・・。 タイトルそして、幽霊画ということで、何か超常現象のからんだオカルト作品のような感じですが、普通(?)の殺人事件ものです。 ちょっと強引なストーリー展開ですが、なかなか面白かったです。 残念ながら、実は期待していた、おどろおどろしい雰囲気もほとんどなかった。 でも、最後の犠牲者が惨殺されるシーンは不要ではないか?と思わざるを得ない。読者の気持ちを逆なでするだけだし、作品そのものの質も下がる気がします。 このシーンで星1つ減らしました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
オカルトミステリ……との触れ込みなのですが、オカルト的な要素は味つけ程度で拍子抜け。ホラーはホラーでも、どちらかといえば猟奇系スリラーか。タイトルと内容が合っていないような。 連続猟奇殺人を捜査する女刑事と画家の変死事件の調査を依頼された私立探偵。警察の捜査が単調なきらいはあるんですが、私立探偵槙野の調査が始まってからは俄然面白くなってきます。相棒(?)の頼りない弁護士センセイとの惚けたコンビもまことに楽しい。 猟奇殺人の犯人像は二転三転と引っくり返り、終盤にいたって本格ミステリの様相に突如取って代わる展開はお見事。幽霊画の真相のアイデアも秀逸であります。ただし、全編にわたってグロテスクな描写が多いので、そちらに耐性のない読者諸氏は御注意を。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
退職した元刑事の探偵や美人女刑事に幽霊の絵、チープになりそうな要素が多いのに上手くまとめているし構成も良い。 安易な展開に走らなかったのも好み、ただラストの犯人の告白にはちょっと苦笑、こういう作品にはつきものだし違和感を抑えるために演出されているがどうしても…。 まあ回答を最後に集約させたからこそ、楽しめたとも言えるので仕方がないのでしょう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
殺人事件を捜査している母屋の女刑事が捜査本部を抜け出して 愛人(性同一性障害なので女の子同士)を逢うために自宅マンション に午後9時に帰る、なんてことないだろう。一度事件が発生すると1ヶ月 は自宅になんか帰れない、それだけ遺族のことを思って捜査員はかけ ずり回っているのに、刑事をバカにしているとしか思えない。 警察署に帳場が立つと、捜査本部の指示のもと、鑑どり、地どりなど班別 で捜査が行われることになるのだから、小説は言えある程度は現実的な話 が展開されないとリアリティーに欠けることになる。 「妄想」の世界のお話になってしまう。 この小説では、なんでもかんでも主人公の女刑事が行うという不自然さは耐 え難い。 凄惨な殺人事件の捜査がどのように展開されるのか、と読み進めると 文章のいたるころにオチャラケ的な表現が出てきて本当に興ざめする。 作者はもっと他の小説を読むなり文章を勉強した法がいい。 探偵の調査と刑事の捜査が「交差する」という視点は非常に斬新であり おもしろい設定ではあるが、探偵と刑事がやりとりする場面、会話の内容など あまりに浅すぎる。この点をもっと掘り下げて物語を綴れば面白い展開になっ たのにここがこの作者の技量の限界を感じる。 半分読んだところで「時間の無駄」とばかりゴミ箱に捨ててしまった。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 10件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|