堕天使の秤



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初公開日(参考)2014年12月
分類

長編小説

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堕天使の秤(はかり)

2014年12月12日 堕天使の秤(はかり)

最後に選ぶのは、正義か、愛か。 事故にあった偽装外交官ナンバーのSUV車には、二人の医師と麻酔薬で眠らされた男女。 拉致事件の疑いで捜査が進むうち、厚労省が調査中の年金詐取事件との絡みがみえてくる―― 哀しき組織犯罪の姿に真の正義とは何かを問う社会派ミステリー。 (「BOOK」データベースより)




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堕天使の秤の総合評価:8.00/10点レビュー 2件。-ランク


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No.2:
(3pt)

華やかさとエンターテイメント性に欠ける

向井さん登場の3作目。 今回は女性の警察官だったり、主要メンバーだったりが皆無で、華やかさという部分に欠けていたように思う。 とっても難しいテーマで考えさせられる部分はあったにせよ、エンターテイメントという点では、少し前回や前々作より劣ったイメージがある。 謎解きというのは、今回の作品に関してはメーンではないのかもしれないが、犯人はミステリ好きな方ならかなりバレバレな感じで残念。
堕天使の秤(はかり)Amazon書評・レビュー:堕天使の秤(はかり)より
4334929834
No.1:
(5pt)

人の心影を描くミステリー

作者三作目のミステリー、相変らず筆の運びが快適で、分厚い本なのにストーリーの展開が面白くあっという間に読めてしまう。
主人公というより、案内人という役割jであるだろう向井俊介は、いい加減なお役人ということになっているけれど、まれにキャバクラへ行きたがっているのが出るくらいで、事件に首を突っ込むと刑事顔負けのエネルギッシュな活躍を見せる。

快適な文章ではあるけれど、本作の主題は重い。
戦後日本の闇市をプロローグに持ってくることで読者にこれから先の本作の重さを印象付ける手法、これは本作が単なるミステリーではないことを宣言しているのか。

人々の生への儚い欲求が生み出したとも思える臓器移植の裏側が丁寧に描かれ、周囲の人たちの哀れとも思える動きには涙をも誘う。

ミステリーとはある意味で人間の心影を丹念に描くことで成り立っているということを実感させる佳品だと思う。
純文学的なアプローチも良いが、人の本質を追い求めるという点ではこういう娯楽的な作品により多くの可能性があるのではないだろうか。

一読の価値ありだ。
堕天使の秤(はかり)Amazon書評・レビュー:堕天使の秤(はかり)より
4334929834



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