墓標なき街



    ※タグの編集はログイン後行えます

    ※以下のグループに登録されています。


    【この小説が収録されている参考書籍】
    オスダメ平均点

    7.00pt (10max) / 1件

    6.33pt (10max) / 6件

    Amazon平均点

    3.45pt ( 5max) / 22件

    楽天平均点

    4.00pt ( 5max) / 11件

    みんなの オススメpt
      自由に投票してください!!
    3pt
    サイト内ランク []B
    ミステリ成分 []
      この作品はミステリ?
      自由に投票してください!!

    0.00pt

    49.00pt

    30.00pt

    0.00pt

    ←非ミステリ

    ミステリ→

    ↑現実的

    ↓幻想的

    初公開日(参考)2015年11月
    分類

    長編小説

    閲覧回数4,602回
    お気に入りにされた回数3
    読書済みに登録された回数10

    ■このページのURL

    ■報告関係
    ※気になる点がありましたらお知らせください。

    墓標なき街 (集英社文庫)

    2018年02月20日 墓標なき街 (集英社文庫)

    闇に葬られた殺し屋“百舌”事件。東都ヘラルド新聞社の残間の元に、事の真相を解明する原稿の依頼が舞い込む。警視となった倉木、探偵の大杉ら、当時を知る者への取材を始める残間。組織ぐるみで隠蔽された警察の不祥事を追ううちに、思いもよらない巨大な存在が浮かび上がり―。利権という名のパンドラの箱に手が掛けられたとき、現場に再び百舌の羽根が舞い落ちる。待望のシリーズ第六弾。(「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

    墓標なき街の総合評価:6.91/10点レビュー 23件。Bランク


    ■スポンサードリンク


    サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

    新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
    全1件 1~1 1/1ページ
    No.1:
    (7pt)

    「百舌」は不死鳥のごとく

    「百舌」シリーズの第7作。もう終わったかと思っていたシリーズだが、不死鳥のごとく百舌を蘇らせて新展開が始まった。
    新聞記者・残間は、右翼系オピニオン誌の編集長をしている先輩から「百舌」についての記事を依頼された。しかし、その先輩は在職中に「百舌」に関連する残間の記事を握りつぶした人物であり、胡散臭さを感じていた。同じ頃、残間は武器の不法輸出を巡る内部告発のネタを掴み、大杉に内部告発者の身辺調査を依頼する。調査を始めた大杉が倉木美希警視に接触した直後、倉木が何者かに襲われ、コートの襟に百舌の羽根が残されていた。また、残間に記事を依頼した先輩が殺害され、その歯には百舌の羽根がかまされていた。
    不法な武器輸出と封印された「百舌」スキャンダル、二つの異なるエピソードはやがてひとつの醜悪なスキャンダルに発展し、死んだはずの殺し屋「百舌」が再登場することになる。
    「百舌」の復活が話の重要なキーになるので、これまでのシリーズを読んでいないと面白さが半減する。また、これまでの「百舌」の神出鬼没、必殺技の凄さを堪能して来た読者は、復活した「百舌」にかなりの物足りなさを覚えるだろう。ということで、残念ながらシリーズの中では一番出来が良くない作品である。
    エピローグでは、復活した「百舌」の次の仕事が強く示唆されているので、次回作での再度のパワーアップを期待したい。

    iisan
    927253Y1
    新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
    未読の方はご注意ください

    No.22:
    (1pt)

    百舌鳥シリーズはこの程度のものだったのでしょうか?

    百舌鳥シリーズの、特に前半の数巻は日本のハードボイルド作品群の中でも傑作なものだったと思います。しかし、逢坂剛さんは禿鷹シリーズといい、どうも長く引っ張り過ぎる傾向がある様で、ここまで来ると作品の中の人物が描写されているというより、ただ筋書きを「説明する」ために登場しているだけなのです。ですから余計な場面と余計な会話が重複し、ストーリがややこしくなり、経過がどうなっているのか解らなくなり、読むのが嫌になってしまいました。従って終局も安易でバタバタと終わってしまいます。「なんじゃい、これは?」というのが読後感です。しかも、この一冊は前に出た作品を読んでいないと、何が何だかわからないという不親切さです。これは、イカンデスと思うのは自分だけでしょうか?
    墓標なき街 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:墓標なき街 (集英社文庫)より
    4087456994
    No.21:
    (5pt)

    美品!

    思っていたよりずっときれいな本でした。届いたばかりなので
    全て読んでからレビューしようと思います。
    墓標なき街 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:墓標なき街 (集英社文庫)より
    4087456994
    No.20:
    (5pt)

    OK

    また、読み返しています。
    墓標なき街 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:墓標なき街 (集英社文庫)より
    4087456994
    No.19:
    (2pt)

    百舌シリーズ全体の価値を落とす

    百舌シリーズ第一作の「百舌の叫ぶ夜」は紛れもない超傑作のエンターテインメントだった。だが、シリーズが進むごとに作品の質は低下していき、第六作「墓標なき街」に至ってはシリーズに含めるのさえはばかられるような駄作と化してしまった。もし、前作を知らずに読んでしまった人がいたなら、気の毒としか言いようがない。前作の登場人物たちが活躍することだけが、この作品の価値だからだ。
     やはり百舌シリーズは、倉木尚武の死とともに終わるべきだった。つまり第三作「砕かれた鍵」までが真の百舌シリーズだったと言えよう。倉木尚武亡き後、第四作「よみがえる百舌」では確かに倉木美希の活躍はすばらしかった。しかし、倉木尚武の強烈なキャラクターを上回るほどのものはない。個人的には、美希が大杉に簡単に心を許すのも節操がなくて嫌だった。
     このシリーズ、後の作品になるほどページ数が増していくのだが、内容はそれに反比例して薄くなっていくという絶望的なシリーズだ。「あでやかな落日」などもそうなのだが、どうも逢坂剛という作家は長い作品になればなるほど、むりやり引き伸ばした中身の薄い作品になってしまう気がしてならない。
     逢坂先生、主人公を殺したら完結させましょうよ、「禿鷹シリーズ」のように。
    墓標なき街 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:墓標なき街 (集英社文庫)より
    4087456994
    No.18:
    (3pt)

    百舌シリーズとしては物足りない

    知った名前が出てきてキャラクターもたっているのですが、ストーリー、物語には物足りなさを感じる。最後の最後で次に期待させる終わり方はよかった
    墓標なき街 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:墓標なき街 (集英社文庫)より
    4087456994



    その他、Amazon書評・レビューが 22件あります。
    Amazon書評・レビューを見る     


    スポンサードリンク