人間に向いてない
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タイトルに惹かれ予備知識無しで読み始めましたが、冒頭から主人公(母である美晴)の息子(優一)が異形の虫に変わる話で驚きました。 人の心情の繊細な機微が描かれた物語を期待したのですが、なんだこれはファンタジー系かと。 しかし、読み進めて早々にその判断は見当違いでした。 結論、めちゃくちゃ面白いです。 自分の環境の悪いところと相手の環境の良いところを比較しがちですが、それは良くないですよね。 母も異形になった息子のためにこれだね頑張れるならそれまで頑張れた気もしますが、どうしようもならないと分からないもんですもんね。 ネタバレになりそうですが、ラストの息子の激情には心を打たれました。 ※余談ですが、芋虫みたいなユウくんがだんだんかわいく感じてくるのも不思議なところです。笑 | ||||
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今の世の中の価値観、勉強していい学校に入り、高所得の会社に就職し、結婚して子供を作り老後まで安泰に過ごす。このさも正解に思える人生も誰かの手の中で踊っているに過ぎない。本質は、資本家のために訓練し、優秀な成績を残せば資本家の飼い犬になって高級な餌を与えられる。質のいい道具であれば良い人生を送ることが出来るということだ。では、この価値観にそぐわない、もしくは疑問を持つ人達はどうなるか。生産性のない無価値と見なされ資本家やその道具達にレッテルを貼られてしまう。多様性が世界の課題なら、全ての価値観を認めてこそだが、人の上に人を作る限り不可能であろう。苦しみは消えないのだ。 | ||||
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ホラー小説が好きなので期待して読んだら、全然思っていたのと違う方向性の話でした。 ただ、読んで凄く良かったです。 自分の家族がやや鬱で仕事が行けない状態になっていて、可哀想と思いつつも怠けているようにしか見えない時もあります。でも、辛さは本人にしか分からない、それを私がとやかく言うのはただ追い詰めるだけなんだと気付かされました。解決方法は分からないけど、家族は理解者であるべきなんだとこの本を読んで思いました。 | ||||
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子への期待のあまり、子供の存在そのものを肯定できない親はたくさんいると思いますが、客観的にそういった問題を考えるきっかけを与える本だと思いました。 | ||||
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途中から飽きがくる。毒親というほどでもない、過干渉気味の親への呪詛が延々と続く描写には辟易。 読みながら食傷気味、エンディングも消化不良。 | ||||
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