殺人都市川崎



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    初公開日(参考)2020年05月
    分類

    長編小説

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    殺人都市川崎 (ハルキ文庫)

    2020年05月15日 殺人都市川崎 (ハルキ文庫)

    治安が悪く、地獄のような街で地べたを這いずって暮らしていると考えていた俺は間違っていた。出会ったら命がないと言われている、伝説の殺人鬼・奈良邦彦。本当の地獄は、あいつとの出会いから始まった。彼女を、そして両親を殺された俺は、それからも執拗に奈良に狙われ続け…。四一歳の若さで急逝した作家による、最期の挑発&最後の小説。(「BOOK」データベースより)




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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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    No.12:
    (1pt)

    典型的な『それを使ったらなんでもOK』

    何故ブックマークをしていたかを忘れたまま、やっと手に取った。大抵は叙述トリック小説をブックマークしておくのだが、本書は終盤まで読んでも叙述トリックっぽい小説では無かったので、その点だけは良かった。

    しかし、これは誰を(どの層を)ターゲットにした小説なのだろう?
    巻末の解説には「翔んで埼玉ならぬ翔んで川崎」とも言うべき小説と書かれているが、果たしてそうであろうか?
    川崎市出身の著者が書いているから許されるのかも知れないが、正直著者からは川崎愛と言うのは感じられない。そこが「翔んで埼玉」との大きな違いだろう。

    さて、本書の内容だがラノベかと思うくらい内容が薄い。現実に有る(有った)施設等を書いているので、臨場感は高い。非常に現実味のある進行だ。でもそうなると、人がこんなに簡単に殺されて殺人鬼が簡単に逃亡出来るのか?といった部分に違和感が出てくる。
    少なくとも携帯電話(スマホは無い)が存在する時代として書かれている小説なので、すぐに通報されて一巻の終わりだろう。

    物語は中学時代に恋人同士だった赤星(男)と愛(女)それぞれの視点で進んでいく。愛は武蔵小杉に引っ越した為、二人は自然消滅となった。赤星は新しい彼女が出来たが、それでも愛への気持ちは残っており、愛もまた赤星への気持ちが残っている。

    本書が叙述系トリックの本と知って読み始めた人や、ミステリが好きな人ならば、このそれぞれの視点で進んでいくところが物語の重要なヒントになっていると気付くのだろうと思う。
    自分は全く気付かずに読めたのは良かったが、良かったのはそこだけ。叙述トリックとしての種明かしは、がっかりしてしまった。
    終盤、愛と「先生」である美咲との関係が明らかになったページでも、驚きは無かった。いや、多少は「えっ!?」と思ったかもしれない。しかし、予想外の結末に呆れて愛と先生の関係の妙もすっかり忘れてしまったのかも。

    この最後のネタ晴らしに満足する叙述トリックファンは居ないのでは?時系列トリックは良かったが、最後の設定は無理が多過ぎた。
    殺人都市川崎 (ハルキ文庫)Amazon書評・レビュー:殺人都市川崎 (ハルキ文庫)より
    4758443378
    No.11:
    (1pt)

    やめちまえ

    顰蹙を買わない程度に上手な地域論…ではななかった。
    駄文以上の評価が思い浮かばない。

    とにかく下手くそ。編集が仕事してないレベル。やめちまえ下手くそ、と思ったら物故者だった。これ以上作者の小説もどきが出ずに済む。
    殺人都市川崎 (ハルキ文庫)Amazon書評・レビュー:殺人都市川崎 (ハルキ文庫)より
    4758443378
    No.10:
    (4pt)

    川崎ディスり

    誇張はありますが、どこか痛快な川崎ディスり。
    これを地元民が面白いと感じられるかの境目は、実際に舞台となる「川崎区」の状況を知っているかどうかだと思います。
    川崎市でも、川崎区から離れた地域の人、川崎区と関わりのない人が読んでもピンとこないかも。
    隣接した川崎区と幸区の雰囲気の違い、武蔵小杉住民の思い上がり、もちろん現実はここまでひどくないですが面白かったです。

    ただ、自分も後から川崎に来た外様です。
    揶揄されているような生粋の川崎区民が読んだらどう思うのか気になりますが、彼らが本を読むイメージはあまりありません…。
    (イメージです、もちろん川崎区民にも色んな人がいます。)

    読んでいる途中からたびたび違和感がありましたが、最後のドンデン返しは突拍子もなさすぎて驚きました。
    ただ、オチを知ってから読み直すと確かに新たな発見がありました。

    作者の新作が読めないのが残念です。
    殺人都市川崎 (ハルキ文庫)Amazon書評・レビュー:殺人都市川崎 (ハルキ文庫)より
    4758443378
    No.9:
    (1pt)

    読む価値なし

    内容もオチも最低でした。
    殺人都市川崎 (ハルキ文庫)Amazon書評・レビュー:殺人都市川崎 (ハルキ文庫)より
    4758443378
    No.8:
    (3pt)

    (お粗末な)ミステリ・タッチにする必要があったのか疑問で、「川崎」ディスりとして笑えなかった残念な作品

    私が地方から都会へと出て来て最初の赴任地が川崎市(麻生区)だったので興味を惹かれて手に採った。「翔んで埼玉」風の川崎をディスった自虐的作品である(作者は川崎市生まれ)。川崎駅がある川崎区(中核区で田園地域の麻生区とは異なる)を中心に伝説の殺人鬼を登場させるなど主に治安の悪さを強調している。最近(作者の死後だと思うが)、タワー・マンションの内水氾濫で、浸水・停電被害で有名になった武蔵小杉を高級地として扱っている点も皮肉。

    物語はミステリ・タッチで、川崎区に住む赤星と武蔵小杉に引っ越して殿上人となった(元?)恋人の愛の言動とがカットバックで描かれる。しかし、赤星の下の名前が1回も記されない(愛も下の名前を呼ばない)事から作者の狙いの一部は直ぐに分かってしまう浅薄さ。そして、最後で明かされる作者が用意している設定は現実離れしていて流石に受け入れ難い。

    治安の悪さを強調するのは良いとして、そもそもミステリ・タッチにする必要があったのか疑問に残る。正直言って、笑えなかった。川崎市は東京と横浜市(大阪市より人口が多くて観光資源が豊富)とに挟まれて影が薄い、あるいは麻生区の様に政令指定都市とは思えない田園地域がある、といった辺りを中心にディスった方が楽しい作品になったかと思うと残念である。
    殺人都市川崎 (ハルキ文庫)Amazon書評・レビュー:殺人都市川崎 (ハルキ文庫)より
    4758443378



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