追想の探偵
- ハードボイルド (137)
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過去を追いかけるミステリーてしては新ジャンルで謎解きを楽しめました。若い人に理解されるが難しいテーマにチャレンジしたことに才能と勇気を感じました。 | ||||
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ひとつの物語ではなくオムニバス 特撮に焦点をあてているが 探偵は出でこず内容がチープ | ||||
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特撮雑誌の女性編集者が、往年の映像作品に関わった人々をさがし出すという連作短編集。 主人公は「人捜しの神部」との異名も持つ女子。極々些細な手掛かりから、行方知れずとなった人々に辿り着いてく。地道な捜査の過程は、ミステリであり仕事小説でもある。 取り上げられる映像作品は架空のものだが、元男の子(?)としては、読み進めるうちに懐かしさ満開となってしまった。 「封印作品の秘密」は、実際に封印されてしまった円谷プロの特撮を彷彿させてくれるし、「真贋鑑定人」はマニアの拘りが表れている。一度でも特撮に魅入られたことがあるなら、共感し、楽しむことができるだろう。 | ||||
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特撮界を支えた影のヒーローが蘇える!雑誌編集者の実花は〈人捜しの神部〉と異名を持つ世間から音信不通となった過去の功労者を捜し出す技に長けた努力の仕事人だ!昭和と云う時代にはどの業界にもその仕事に携わったプロがいて、それぞれの担当いや職人と言い換えても良いかもしれないその労苦に依ってもたらされた煌めきが確かに在ったと思えるのだが、この特撮と云う特別な業種をクローズアップすることで時代を!こだわりの仕事を!いや増しに伝えているように思う。 | ||||
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皮肉屋の探偵に人探しの依頼が来て、途中で犯罪にぶちあたり解決する、というパターンの小説をどれほど読んだだろうか。そもそも依頼があるのが不自然だから、そこを説明するのに手間がかかる。 その点本作は、特撮専門誌の社員が、昔の写真やフィルム、関係者の記事掲載のために動くという、人探しが必要な舞台設定がしっかりできているので、何の違和感もなく作品世界に入っていける。探し方も、今時だからSNSやwebを使いながら、足を動かし実際に会うことを重視しており、リアリティがある。無理に犯罪や恋愛を絡ませず、人探しに集中する中で人情を描き、実に技巧的ながらそれを読者に感じさせず、素朴に楽しめる連作集となっている。どの作品も、ちょうどいいところで筆をおいており、ああ続編がほしいなあ。 | ||||
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