萩原重化学工業連続殺人事件 Knockin' on Heaven's Door
- 猟奇殺人 (113)
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.50pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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今回も相変わらず拗れた内容になっています。 | ||||
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待望の安藤シリーズシーズン2の第1作目にして、浦賀史上最厚のページ数!萩原良二以外すべて新キャラだったけれど、「脳のない死体」ということから個人的に第3作の「頭蓋骨の中の楽園」を思い出した。新キャラでは、やっぱり「すべてを知る家政婦」が良かった(笑)また、タイトルが長すぎるのが気になったけれど、真相を読み終えて「そういうことか」と納得。個人的に最高傑作かは判断に迷うが、浦賀SFミステリの極北という位置づけは間違いないであろう内容の濃さにファンとしては大満足だった。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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「萩原重化学工場連続殺人事件」の改題版。新・安藤シリーズの第1弾ということですが、私が読んだ限りでは安藤は出てくる様子はなかったような気がします。なので、安藤シリーズを読んでなくても特に問題なく読めると思います。 あいにく第2弾の「女王暗殺」のほうを先に読んでしまったのですが、恐らく時系列的には「女王暗殺」の方が一応は先になるのでしょうか…? 本作では、頭を切断され、脳みそが抜き取られる女性の連続殺人という具体的な事件が起こって、それを捜査する警察たちとか、事件に関わっているような男性が出てきて…と、そこまでは普通の殺人捜査が行われる物語なのかと思いきや、そのうち超能力のある女性たちやそれを操っているような生命とか大地とかも出てきて、物事が解決したのかしていないのかがよくわからないままになんとなく抽象的でふわっとした印象の終わりを迎え…と、一言では要約できないようないろんな要素が詰まった物語でした。 個人的にはこのような斬新で訳の分からない話は面白くて好きなのですが、一般受けはしないのかもしれませんね…。 | ||||
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浦賀さんらしい作品ではあるのですが、 少し浦賀臭が強めでクセのある一冊です。 摩訶不思議な世界へようこそって感じで読み進めてみたら、 実際にはありきたりなお話だったみたいな。 | ||||
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個人的に追っている作家、浦賀和宏さんの最新作。(2009年6月現在) 不死身の暗殺者だと名乗る少女、祥子を情事の末に殺してしまった零。彼は悩んだ末、自首することに決める。だが、その直後、死体が消失。しかも彼女はまったく別の現場で、頭蓋骨を割られ、脳を抉り出された状態で発見される。さらに町では同様の連続猟奇事件が発生していて……。 僕はわりとこの人の書くものが好きなのですが、それでもこれはちょっと厳しいなぁと思いました。設定や物語などは別にいいのですが、とにかく描写というか、語りというかがしつこいのです。 登場人物の考えや思いなどの、言ってみれば「自己主張」をここまで粘着質にやられるとちょっと引きます。 というか、読んでて辛くなります。 もう少しコンパクトにまとめてもよかったのではないでしょうか。 あと、安藤君シリーズ復活だと思って読み始めたので、かなりがっかりしました。もうあのシリーズは封印なんでしょうか。 | ||||
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前シリーズは途中から訳が分からなくなってしまいましたが ( 最終巻は未読 ) 、本書も中々のものです。 SF部分があると感じられて読み進みましたが、 そのような部分と現実的な要素 ( テロリストなど ) がどうも合わないという印象です。 また、祥子という女性が何故死なないのか、そのあたりも全く理解できませんでした。 生命だの大地だの、抽象的な表現で散々誤魔化された挙句、アレはないでしょう。 思わず萎えてしまいました。 萩原重化学工業のその後も不明で、カタルシスは皆無です。 ノベルズで564ページにするほどの作品とは思えませんでした。 カバーに 「 この小説を書くために生まれて来ました 」 とありますが、 私には作者が壊れていると感じて、とても残念でしたね。 | ||||
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