彼女の血が溶けてゆく
- 多重人格 (14)
【この小説が収録されている参考書籍】 |
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.50pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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これを読んでの感想といえば、これ男が書いたんだろうなあ。である。こんな感想ははじめてである。 | ||||
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浦賀3年ぶりの新作は、溶血を発症した女性が原因不明の死を遂げることから始まる。彼女の死の原因は溶血を治すために行った脾臓摘出にあるのではないかと疑われ、彼女の主治医の聡美は遺族に提訴される。困った彼女は元夫でフリーライターの銀次郎に再調査を依頼。そして、銀次郎が調査を進め行くと次々に新事実が明るみに出ていくのだった!浦賀さんにしては堅実な社会派ミステリーを書いたなあと思いましたが、難解な医療用語が素人にも分かりやすく説明され軽妙な文体と次々と新事実が明るみに出るテンポの良さでほぼ一気読みでした! | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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浦賀氏が幻冬舎から出してベストセラーとなった彼女は存在しないに続く彼女シリーズだが、前作とは繋がりがなく、本作からその後続くフリーライターの銀次郎シリーズとなる。 浦賀氏としては初となる医療をテーマにしているが、浦賀氏らしい展開で全く違和感はない。 いつもの浦賀ミステリーに医療ネタを加えて新たな魅力を発揮している。 あくまで浦賀氏流の医療ミステリーなので、医学的に云々の指摘はお門違いだろう。医学的にどうであろうが、いつもの浦賀氏ならではの強引なたたみかける要素をこそ楽しむべき。 | ||||
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シリーズ第1弾。 医師である元妻が訴えられた医療ミスについて、探っていくフリーライターのお話。ミステリ的には大きな仕掛けはありませんが、話がどんどん進んでいくので、とても読みやすかったです。 | ||||
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この作家の本は何冊か読んでいた。 この作品は、フリーライター・銀次郎シリーズの第1作となるらしいが それを知らずにシリーズ第2作の『彼女のため生まれた』を先に読んでいたけど 特に内容はかぶっていないので、読み進めるのに問題はなかった。 ただし、第2作の詳細を覚えてないからであって ラストまで読んだ今となっては、登場人物かぶっているとこもあるので 第2作での盛大なネタバレの危険性を考えると やはりシリーズは順番通りに読むべきかもしれない。 それにしても。こんな危険思考なマスコミ関係者がいたらマジで怖い。 本筋とは関係ないけど 〇〇はウソをついていた→やましいことがあるからだ→不倫していたということだ みたいな、めちゃくちゃな論証で話を繋げていくとこが恐怖。 端っから自分に都合の良い結果に繋がるようにしか思考しない その他の可能性を潰していかない。 こういうマスコミ関係者って多いのだろうか。 炎上商法みたいに、あえて雑な検証で世間を煽るつもりならわからなくもないけど 元妻の無実を世間の向かい風の中叫ぼうとしている人間が こんなにも、穴だらけで反論の余地ありまくり、 がばがば理論で、一方的、かつ無責任な思考をするのかと こうして社会は扇動されていくのだなと恐怖しか感じなかった。 同じ医療ミステリーなら海堂尊の田口&ロジカル・モンスター白鳥シリーズを読んで、 理路整然(むしろしすぎ)な論旨の進め方を学んで欲しい。 もう一度言いますが、ミステリーの本筋には関係ない話ですw | ||||
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主人公の思い込みが激しく、きっとこうに違いない!と主人公が納得しているものの、読んでるこちらとしては、主人公の推理に納得できない場面が多々ありました。設定もちょっと無理があるのでは…?と言う感想。免疫グロブリンを打ち続けていた理由など。あまり気持ちの盛り上がりがないまま読み終わってしまいました。 | ||||
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この作家は、ストーリーの面白さと結末の意外性という点で、抜きん出ていると思います。 後半は、どんでん返しの連続で、息つく暇も無いくらいです。 作品が映像化されたり、大ヒットしたりはしていないようですが、個性的ですごい力量の方だと思います。 | ||||
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