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彼女の血が溶けてゆく
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彼女の血が溶けてゆくの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.40pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全15件 1~15 1/1ページ
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浦賀氏が幻冬舎から出してベストセラーとなった彼女は存在しないに続く彼女シリーズだが、前作とは繋がりがなく、本作からその後続くフリーライターの銀次郎シリーズとなる。 浦賀氏としては初となる医療をテーマにしているが、浦賀氏らしい展開で全く違和感はない。 いつもの浦賀ミステリーに医療ネタを加えて新たな魅力を発揮している。 あくまで浦賀氏流の医療ミステリーなので、医学的に云々の指摘はお門違いだろう。医学的にどうであろうが、いつもの浦賀氏ならではの強引なたたみかける要素をこそ楽しむべき。 | ||||
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シリーズ第1弾。 医師である元妻が訴えられた医療ミスについて、探っていくフリーライターのお話。ミステリ的には大きな仕掛けはありませんが、話がどんどん進んでいくので、とても読みやすかったです。 | ||||
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この作家の本は何冊か読んでいた。 この作品は、フリーライター・銀次郎シリーズの第1作となるらしいが それを知らずにシリーズ第2作の『彼女のため生まれた』を先に読んでいたけど 特に内容はかぶっていないので、読み進めるのに問題はなかった。 ただし、第2作の詳細を覚えてないからであって ラストまで読んだ今となっては、登場人物かぶっているとこもあるので 第2作での盛大なネタバレの危険性を考えると やはりシリーズは順番通りに読むべきかもしれない。 それにしても。こんな危険思考なマスコミ関係者がいたらマジで怖い。 本筋とは関係ないけど 〇〇はウソをついていた→やましいことがあるからだ→不倫していたということだ みたいな、めちゃくちゃな論証で話を繋げていくとこが恐怖。 端っから自分に都合の良い結果に繋がるようにしか思考しない その他の可能性を潰していかない。 こういうマスコミ関係者って多いのだろうか。 炎上商法みたいに、あえて雑な検証で世間を煽るつもりならわからなくもないけど 元妻の無実を世間の向かい風の中叫ぼうとしている人間が こんなにも、穴だらけで反論の余地ありまくり、 がばがば理論で、一方的、かつ無責任な思考をするのかと こうして社会は扇動されていくのだなと恐怖しか感じなかった。 同じ医療ミステリーなら海堂尊の田口&ロジカル・モンスター白鳥シリーズを読んで、 理路整然(むしろしすぎ)な論旨の進め方を学んで欲しい。 もう一度言いますが、ミステリーの本筋には関係ない話ですw | ||||
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主人公の思い込みが激しく、きっとこうに違いない!と主人公が納得しているものの、読んでるこちらとしては、主人公の推理に納得できない場面が多々ありました。設定もちょっと無理があるのでは…?と言う感想。免疫グロブリンを打ち続けていた理由など。あまり気持ちの盛り上がりがないまま読み終わってしまいました。 | ||||
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この作家は、ストーリーの面白さと結末の意外性という点で、抜きん出ていると思います。 後半は、どんでん返しの連続で、息つく暇も無いくらいです。 作品が映像化されたり、大ヒットしたりはしていないようですが、個性的ですごい力量の方だと思います。 | ||||
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読んで損はしません。面白いです。浦賀さんのいつもの「え?! まさかの!?」っていうどんでん返しは、まあ、あります。 でもなんというか、他の作品に比べて衝撃は小さかったですね。あと、ちょっと血縁関係のトリック?がごちゃごちゃしていたように思います。 「彼女は存在しない」「彼女のため生まれた」のほうが面白かったようには思うので、初めて浦賀さんの作品を読むかたにはそちらをお勧めします。 | ||||
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フリーライター銀次郎シリーズです。 元妻で内科医の聡美が担当していた患者が死亡し、その夫から医療ミスだと訴えられることに。 聡美は自分の立場が悪くなっていくなか、元夫の銀次郎に今回の件を記事にして欲しいと依頼する。 と、物語は始まっていきます。 医療サスペンスものと言えるでしょうか。 最後の最後で明らかになる真相、そして、そこへの持って行き方はなかなかのものでした。 良かったです。 | ||||
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医療ミステリーとして、とても面白いテーマを扱っている。筋も、予想できない展開が多く、読み始めたら途中で止めるのが難しい。 ただいくつかの点で、説得力がない部分もある。なぜ彼女は自らに注射をし続けていたのかは、著者が描いている状況からは、 やはり納得できない。しかし銀次郎というフリーライターという人物によって、面白いシリーズができていくと思う。 | ||||
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話の展開があまり好きではないです。 今回の主人公はフリーライターの男性。 その男性は、元妻の医療ミス疑惑を解決するべく 取材を進める。 この設定までは良かった。 しかし、少しずつ出てくる事件の真相へと繋がる付箋が、 あまりにも分かりやすく、 それをあえて大げさなものにしないように、 フリーライターである記者の考えを違う方向へと敢えて持って行くような 書き方。 なぜ、そこまでの事実を暴いていながら、そういう考えに至るのか。と 少しヤキモキしました。 色んな推理小説を読んでいるせいで、勘繰りやすくなっているせいか、 この最終的なオチもやっぱりか。という感じでした。 | ||||
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『彼女は存在しない』があまりに酷かったので期待せずに読みました。こっちは面白かったです。多少無理が感じられた描写はあったけど全体的に面白かったです。 | ||||
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今一つ主人公のフリーライターに感情移入出来ませんでした。 真相解明に唐突感がありましたし、やや強引な感じがしました。ラストも、そんなシーンにする必要はないような気がしました。 それでも、大どんでん返しは予想できなかったことですし、これぐらいやらないと盛り上がらないのだろうな、と思います。 難しい医療関係の話も、分かりやすく描かれていて面白いです。 | ||||
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一応私は医療従事者です。 溶血、アルツハイマー、ガンマグロブリン、脾臓摘出などいくつキーワードがあります。 文中に詳しく解説があるので分かりやすいと思いますが、設定にちょっと無理があるかな。 治療による効果、副作用と複雑な人間関係がおりなす医療ミステリーです。 いろいろな伏線が敷かれ、あっと驚く結末へ。 まずまず楽しむことができますが、主人公の推測が独り歩きし、読む方としてはそれを押しつけられるところがマイナス。文章表現も単純で、味わうことはできません。 それでもいままでに無かったタイプの医療小説として★三つです。 | ||||
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話の展開に無理があるしそもそもの設定も不自然だと思いました 主人公がひとりで考えて納得して・・・というのがこちらには納得できない | ||||
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「溶血」という病気が今作の大きなテーマになっていますが、序盤はこの病気の説明がかなり長く書かれているので、興ざめしてしまうかもしれません。 ただ、それを越えられれば後は楽しいです。 感情移入というか共感ができる主人公の言動と、被害者の方(愛さん)を取り巻く人間関係なんかが、非常に良くできてると感じます。 ラストもビックリですね。それまでのストーリーがわかりやすかっただけに、最後の結婚式場のシーンは「おー」ってなると思います。 | ||||
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『彼女は存在しない』『眠りの牢獄』と浦賀和宏の作品を読んだが、この作品が一番面白かった。 フリーライターの銀次郎は元妻の医療ミスの疑惑を晴らすために調査をする。亡くなった女性患者は謎の溶血を発症していた。溶血の原因は何か。 もしかしたらミステリーでは無く、医学SF的な結末かというような予想も付かぬ展開が続く。いよいよ真実が明らかになると思うと新たな事実が… 最後には大どんでん返しというなかなか仕掛けが面白いミステリー。 | ||||
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