デルタの悲劇
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.33pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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読後に感じたのはミステリの仕掛けを施した技巧本という印象でした。こういう作り方の物語だったのかという感覚。技術的な視点で見ると面白い構成なのですが、物語としてはあまり好みではなかったです。 | ||||
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「デルタの悲劇」読了。作者殺害の序章から、小学生の溺死事件とそれに絡む元不良三人組の過去を暴く犯罪ストーリーと思いきや、複雑な構成で二度読み必至の謎絵巻。最後のどんでん返しも騙されっぱなしの傑作。極めつけの驚愕は本書刊行の2ヶ月後実際の作者逝去。まるで死を予知していたような。合掌 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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自分には合わなかったというのが率直な感想。大体どんな小説も読み終わったあとはそれなりに思うところがあり、面白かったかどうかよりもそっちのほうを大事に感じることもあるのですが。解説は読みませんでした。作者の意図通りの筋を知りたいと思いませんでしたし、誤った筋で読んでたとしてもそれが自分にとっての全てなので。 | ||||
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敬称略。 『デルタの悲劇』は、浦賀和宏の巧妙な筆致が光るミステリー小説。 物語は、10歳の少年が公園の池で溺死する事件から始まる。 この事件は事故として処理されますが、10年後、少年をいじめていた3人組の前に謎の男が現れ、彼らの日常を揺るがすことになる。 本作の魅力は、その緻密な構成と予測不可能な展開にある。 浦賀は、読者を巧みに騙しながら物語を進め、最後まで目が離せない展開を作り上げている。 特に、時系列や登場人物の関係性に仕掛けられたトリックは見事で、読者は何度も「やられた!」と感じる。 物語の進行とともに、読者は次第に違和感を覚えるが、その正体が明らかになるのは終盤。 浦賀は、細部にまで気を配りながら物語を紡ぎ、最後にはすべての伏線が回収される見事な結末を迎える。 この巧妙な仕掛けにより、読者は再読を余儀なくされる。 また、本作は浦賀和宏の遺作という点でも特別な意味を持つ。 作中に登場する同名の作家「浦賀和宏」が物語の鍵を握る存在として描かれており、フィクションとノンフィクションの境界が曖昧になる独特の雰囲気を醸し出している。 この点が、物語に一層の深みを与えている。 一方で、物語の複雑さやトリックの多さから、初読では理解しづらい部分もある。 2度読み必至。 しかし、それこそが本作の魅力であり、再読することで新たな発見がある。 浦賀の緻密なプロットと独特の語り口は、ミステリーファンならずとも楽しめるものとなっている。 まとめると『デルタの悲劇』は、彼の遺作として、またミステリー小説として、非常に高い完成度を誇る本作は、読者に強烈な印象を残す。 再読必至の一冊として、ぜひ一読あれ。 | ||||
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表現力のない証拠だと思う。 もっと作者に技術があれば、最後の母親の解説は不必要に思う。 伝わらないギャグのネタバレしてるみたいで、寒かった。 あと、キンドルの仕組みとしても、章立て細かくして、読み返しやすくしてくれないと、せっかくの電子書籍の意味が全くない。 | ||||
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こわれものと言う作品が面白かったので こちらも、Kindle Unlimitedでレンタルしました。 どうもこちらの作品は、読みにくいと言うかギミックの為に 読み難くなっているのか、あえてそうしているのか分かりませんが、 それでは、本末転倒な気がします。 トリックと言うかギミックは、実写ドラマ化した場合難しい、 漫画化ならギリギリ行けそうな気はします。 小説ならではのギミックだと思います。 が、犯罪そのもののギミックではなく、 あぁ、そういう感じなんですね。で? と言う感じでした、他作品のギミックの一部でたまに使われる、 手法だと思います。 読者は、そんな事よりも、事件そのものの詳細もしくは真相が知りたい、と、 思うと思うのですが・・・・ また、作品内の主人公のペンネームと本名が、 著者と同じなと出版直後亡くなっていたり、プロローグの入り方で 最初は著者自身の体験談、ノンフィクションかと思いましたが、 著者は脳出血で亡くなっているので、偶然の全然関係ないフィクションと言う事なので、 更にがっかりしました、これがノンフィクションからの ドキュメンタリータッチ物ならもう少し、評価出来ましたが、 完全な創作物ならそれほど面白い作品とは思えませんでした。 評価はできますが | ||||
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ラストで大どんでん返し、いったい何があったのか。ページをめくり返し、ようやく納得できる状態でした。始めから騙されていたのか。騙しのプロに脱帽です。浦賀和弘の冥福をお祈りいたします。 | ||||
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