もしも殺人を犯してなければ・・・驚愕のパラレルワールドミステリ! 北海道・網走に住む小説家の加納豪は、かわいい妹の彩を溺愛していたが、彩が商社に就職して夕張でひとり暮らしを始め、やがて同期の奥津と結婚することになり悲嘆に暮れる。

平凡だが幸せな生活を謳歌していた香奈子の日常は、恋人・貴治がある日突然、何者かに殺されたのを契機に狂い始める…。

治安が悪く、地獄のような街で地べたを這いずって暮らしていると考えていた俺は間違っていた。

十七歳の洋子は佐久間という工員の青年と恋に落ちる。だが仲間二名が殺害される事件が起き、犯人と疑われた彼は姿を消す。

階段から落ちた恋人・亜矢子は意識不明のまま昏睡状態に陥る。

ミステリ作家の西野冴子は、ストーカー扱いされた挙げ句、殺人事件の犯人として逮捕されてしまうが、一切心当たりがない。

ミステリ作家の冴子は、友人・亜美から恋人タケルを紹介される。

第18回『このミステリーがすごい! 』大賞、U-NEXT・カンテレ賞受賞作! 私立百合ヶ原高校には奇妙な伝説がある。

２人以上殺した者は“天使”によって即座に地獄に引き摺り込まれるようになった世界。

ここにあるべきではない四番目のマカロンの謎、マスタードが入った当たりのあげパンの行方。

第18回『このミステリーがすごい! 』大賞・大賞受賞作、待望の文庫化です! どんな紙でも見分けられる男・渡部が営む紙鑑定事務所。

「死刑囚の孫」である二人の女性――出自に縛られ気弱なアキと芯の強いジャーナリストの莉菜は祖父たちの「事件」の真実を追う。

「さて、同窓会を下記のとおり開催することとなりました。

平穏だった家族が少年事件によって崩れていくさまを描く心理サスペンス。

死刑判決を免れた殺人犯たちの家族が、次々に殺される事件が起きた―。

糖尿病の妹・理奈がいる敦士は、妹が群馬県の川で見たイルカを探すため、彼女と友人とともに群馬へ向かう。

ある日突然、婚約者の里美を事故で失った漫画家の陣内は、衝撃のあまり、連載中の漫画のヒロインを作中で殺してしまう。

2006年、J・D・カーの生誕百周年の記念祭に伴い日本に上陸した幻の本――とある未解決犯罪実録集に、カーが解決を示唆する走り書きを残したことによって『カーの設問詩集』と呼ばれている一冊だ。

OLの有希は公園でスマホを拾う。無事落とし主に返したのだが、それを機に身のまわりで不可解な出来事が起こり始める。

第17回『このミステリーがすごい! 』大賞受賞作は、サイコパス弁護士 vs. 頭を割って脳を盗む「脳泥棒」、最凶の殺し合い! すべては二十六年前、十五人以上もの被害者を出した、児童連続誘拐殺人事件に端を発していて……。

葉村の働く書店で“鉄道ミステリフェア”の目玉として借りた弾痕のあるABC時刻表が盗難にあう。

スキー場に向かう中学生たちを乗せたバスが新潟県の山中で転落事故を起こした。

陸上200m走でオリンピックを狙う沙良を悲劇が襲った。

日本推理作家協会賞(短編部門)受賞後第一作! 2001年、長らく手付かずだった戦前の名家・旧紫峰邸の敷地内から発見された二つの白骨死体。

親友の変死を目撃した山村瑞紀と、同じように弟が眼球を破裂させて亡くなった鈴木春男。

美しく平和な小国で、王城にメイドとして仕える少女、恋塚愛理。

いまだかつて、これほど哀しいホラーはなかった。これほど恐ろしいファンタジーはなかった。

ライター・銀次郎は、元妻・聡美が引き起こした医療ミス事件の真相を探ることに。

ある日、逢坂剛氏のもとに奇妙な宅配便が届いた。中身は旧式のフロッピディスク。

計画は練りに練った。ミスなどあるはずがなかった。

宮部みゆきさんの書き下ろし短編「人・で・なし」を読んだ辻村深月さんが「ママ・はは」を書き下ろし、その辻村さんの短編を読んだ薬丸岳さんが「わたし・わたし」を書き下ろし…バトンは東山彰良さん、宮内悠介さんへ。

父が自殺した。突然の死を受け入れられない安藤直樹は、父の部屋にある真っ黒で不気味なパソコンを立ち上げる。

五歳のとき双子の妹・毬絵は死んだ。生き残ったのは姉の雪絵―。

十歳の誕生日を迎えたアリスは、父親から「極上の謎」をプレゼントされた。

ビブリア古書堂に舞い込んだ新たな相談事。

瞳島眉美以外、全員が行方不明となってしまった美少年探偵団。

シリーズの垣根を越えて、ヒロイン達が、阿良々木暦と対面! 西尾維新初となるクロスオーバー小説集、堂々刊行!

「久々に、派手なペテン仕掛けるぞ」 詐欺師から足を洗い、実演販売士として生きる道を選んだ武沢竹夫に、 訳ありの中学生・キョウからとんでもない依頼が。

金も仕事も住処も失った元エリート・溝端了 衛は20年ぶりに故郷に帰る。

ライターの銀次郎が昏睡状態から目覚めると、謎の男が現れた。男は「この病院で目覚めた人は自殺する」と告げる。

森の中の『ハーフウェイ・ハウス』という閉ざされた学園には二十二人の大人びた美しい子供たちが暮らしていた。

「この子は近い将来、自殺する」。初対面の少女の運命をなぜか私は知っていた。

中学生がビルから飛び降りた自殺未遂事件。

沙紀ちゃんはいつも殺されがちな最高にかわいい女の子。

大学に入学した僕が賑わう校内で見たのは、「新委員募集中。あなたも信じてみませんか―。

富士樹海近くで合宿中の高校生文芸部員達が次々と殺されていく。

ミステリ作家浦賀和宏は悩んでいた。次作のテーマは「密室」。

犯罪史に残る凶悪な半グレ連合リーダーを父に持つ優莉結衣を、全寮制の矯正施設・塚越学園のトップが訪ねてきた。

「突然のメッセージで驚かれたことと思います。失礼をお許しください」―送信した相手は、かつての恋人。

早朝にひっそり営業しているスープ屋「しずく」では、シェフ・麻野が美味しい日替わりスープを提供し、お客の悩みを優しく解決してくれる。

法曹の道を目指してロースクールに通う、久我清義(くがきよよし)と織本美鈴(おりもとみれい)。

DASPA―国家防衛安全保障会議。

北関東の小さな集落で、家々の壁に描かれた、子供の落書きのような奇妙な絵。

ナンパした祥子を情事の最中に絞め殺してしまった19歳の零。だが警察が到着した時には死体は消えていた。

「核の穴は、あなた方をもう一度、特別な存在にしてくれる」。原爆テロを予告する一本の動画が日本を大混乱に陥れた。

映画祭で敗退し、敵組織・胎教委員会に繋がる道を断たれた、美少年探偵団。