(短編集)

皇帝と拳銃と

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初版刊行(参考)
種別
短編集
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あらすじ

2017年11月30日 皇帝と拳銃と

計画は練りに練った。ミスなどあるはずがなかった。それなのに……いったいどこに落ち度があったというのだ!? 犯罪に手を染めた大学教授、推理作家、劇団演出家らの前に立ち塞がる、死神めいた風貌の警部の鋭利な推理。〈刑事コロンボ〉の衣鉢を継ぐ倉知淳初の倒叙シリーズ、4編を収録。(「BOOK」データベースより)

評判

皇帝と拳銃との評価:

0.00/10点 レビュー 0件。 C ランク

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皇帝と拳銃との総合評価:

7.08/10点 レビュー 13件。

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Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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No.13
(2pt)

物足りない

ネタバレ注意

全編を通して、物足りなさが残る。
証拠が偶然や犯人の凡ミスによるものが多く、つまらない。
探偵役とその部下の容姿についてしつこいほど詳しく描かれているのに、それがほとんど物語に関係しない。
(これは言い換えると、物語に関係ない事柄についてページを使いすぎ。)

また、これは個人的な意見も含まれるが、四編目は倒叙と呼んでよいのか?結局殺人ではなかったのだから、倒叙モノの「犯人目線で物語が進む」の大原則にそもそも当てはまってないのではないか?ロープを入れ換えたという些末な事象の犯人だから問題ないのか?
原則を破っておいて倒叙モノの仲間に入れさせてもらおうというのは図々しいのではないかと感じました。もしかしてバカミスのつもりでしょうか?
皇帝と拳銃と (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 皇帝と拳銃と (創元推理文庫)より
4488421245
No.12
(2pt)

物足りない

ネタバレ注意

全編を通して、物足りなさが残る。
証拠が偶然や犯人の凡ミスによるものが多く、つまらない。
探偵役とその部下の容姿についてしつこいほど詳しく描かれているのに、それがほとんど物語に関係しない。
(これは言い換えると、物語に関係ない事柄についてページを使いすぎ。)

また、これは個人的な意見も含まれるが、四編目は倒叙と呼んでよいのか?結局殺人ではなかったのだから、倒叙モノの「犯人目線で物語が進む」の大原則にそもそも当てはまってないのではないか?ロープを入れ換えたという些末な事象の犯人だから問題ないのか?
原則を破っておいて倒叙モノの仲間に入れさせてもらおうというのは図々しいのではないかと感じました。もしかしてバカミスのつもりでしょうか?
皇帝と拳銃と Amazon書評・レビュー: 皇帝と拳銃とより
4488027784
No.11
(5pt)

4つめ作品の定石からの逸脱が見事

倒叙ミステリの短編集で、同じ東京創元社から出版されてドラマ化もされた大倉崇裕氏の福浦警部補シリーズの二匹目のドジョウ狙いな感じがする一冊です。
この作家さんの作品を読むのは初めてですが、かなり器用な作家さんなのでしょうか。
二匹目のドジョウ狙いと思われることは想定できたと思いますが、冒頭の犯行から、追求から逃れようとする警察とのやり取り、それを受けて一喜一憂する様子などそつなくまとめています。またトリックやそれが破綻するトリガーなども、多少の無理やりな点があっても、それなりの説得感と意外性を持たせていて、どれもそれなりに楽しく読める作品でした。
4作中、3作は定番の二番煎じのフォーマットでつまらなくないけど、”すごく”面白いとはいえないという感じでしたが、最後の作品はそこを逆手に取って、定番から外した意外性を見せてくれました。他の方のレビューを見ると、動機など今一つという印象を持たれた方もいたようですが、私は同期に納得できるかどうかよりも、物語としての見せ方のうまさに好印象を持ちました。
定石に則った(則りすぎた)作品を3つ続けて読んだ後に、あえて定石を外した作品を持ってくることによって、単独の作品以上の意外性を提示するという物語つくりのうまさを見せてくれたような気がします。
他の作品も読みたくなりました。
皇帝と拳銃と (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 皇帝と拳銃と (創元推理文庫)より
4488421245
No.10
(5pt)

4つめ作品の定石からの逸脱が見事

倒叙ミステリの短編集で、同じ東京創元社から出版されてドラマ化もされた大倉崇裕氏の福浦警部補シリーズの二匹目のドジョウ狙いな感じがする一冊です。
この作家さんの作品を読むのは初めてですが、かなり器用な作家さんなのでしょうか。
二匹目のドジョウ狙いと思われることは想定できたと思いますが、冒頭の犯行から、追求から逃れようとする警察とのやり取り、それを受けて一喜一憂する様子などそつなくまとめています。またトリックやそれが破綻するトリガーなども、多少の無理やりな点があっても、それなりの説得感と意外性を持たせていて、どれもそれなりに楽しく読める作品でした。
4作中、3作は定番の二番煎じのフォーマットでつまらなくないけど、”すごく”面白いとはいえないという感じでしたが、最後の作品はそこを逆手に取って、定番から外した意外性を見せてくれました。他の方のレビューを見ると、動機など今一つという印象を持たれた方もいたようですが、私は同期に納得できるかどうかよりも、物語としての見せ方のうまさに好印象を持ちました。
定石に則った(則りすぎた)作品を3つ続けて読んだ後に、あえて定石を外した作品を持ってくることによって、単独の作品以上の意外性を提示するという物語つくりのうまさを見せてくれたような気がします。
他の作品も読みたくなりました。
皇帝と拳銃と Amazon書評・レビュー: 皇帝と拳銃とより
4488027784
No.9
(4pt)

倒叙ミステリの短編

短編ミステリの名手(だと勝手に思っている)倉知淳の連作短編集である。いろいろあって半年ほど積読になってたのをようやく読了。

倉知の短編というとユーモアに振った感じの「猫丸先輩」ものが頭に浮かぶが、本作はもう少し生真面目?に倒叙ミステリを短編で書いてみましたという趣向か。
メインの登場人物である探偵役は、あたかも死神のような異様な風貌が特徴の警視庁警部。短編なので当たり前と言えば当たり前なのだが、この人物を一目見て死神のような風貌だという描写が、各話のほかの登場人物によって何度も繰り返される。読者としてはいったいどんな死神顔なんだと想像が変に膨らんでしまう。
これに加え、倉知のユーモアの発露なのかコンビを組んでいる若手刑事が超イケメンという対比。この若手刑事の活躍が微妙なのが少々心残りなのだが、それにしても多少強引な論理帰納であっても死神警部は犯人役に対してこれでもかの畳みかけをしてくる。この描写が、見かけが死神であるというのとあいまって、ある意味で空恐ろしい感じがするのだ。

ちょっとマニアックなミステリ作品かもしれませんが、好きな人には楽しめるでしょう。
皇帝と拳銃と (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 皇帝と拳銃と (創元推理文庫)より
4488421245

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