とむらい自動車(猫丸先輩の空論)
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※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります シリーズ当初は血なまぐさい話もありましたが,今はすっかり日常の謎の短編となり, そのあたりの事情や思いが,巻末の『創元推理文庫版あとがき』え触れられているなど, なるほどだったり,身もフタも…だったり,読み終えても「フフッ」が待つ新版の五冊目. 本作でも奇妙な出来事を前に,いったんは物々しい仮説をぶち上げたりはするものの, いつの間にかはぐらかされ,茶化され,猫の目のようにくるくると変わる解釈をはじめ, 時にブラックジョークを交えての,正解も答え合わせもない,独特の雰囲気が楽しいです. かと思いきや,本編とは離れた部分で,ミステリチックな小ネタが仕込まれてもいて, 本作以降,ずいぶんとご無沙汰となっている,シリーズの新作が待ち遠しいところです. | ||||
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倉知さんの文章はテンポもよく、とても読みやすいだけど、本作は少し内容があっさりしすぎている。 無理に引っ張っている感じが否めない。 でも、人が死なない日常の謎を書く作家は少ない。好感が持てる。 | ||||
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倉知氏の猫丸キャラシリーズの短編集で、全て殺人事件や誘拐など刑法上の犯罪は起こらず、日常の謎を扱ったほのぼの系のユーモアミステリーである。 ミステリーで日常の謎ものはやはり殺人を扱った短編等と違ってサスペンスが発生しないので、いかに魅力的な謎とその解明が腕の見せ所となるが、いずれも強烈な印象を残すまではないものの、アイデア自体は凝っていてそれなりに最後まで楽しんで読める。 日常の謎ものとしては標準以上の出来の作品集だと言える。 | ||||
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前作に引き続き殺人などは起こらず、日常の謎を猫丸先輩が推理する内容で、 前作同様ある程度は楽しめる ただ猫や大食い、書き下ろしの話など日常の謎としてレベルの低い作品も多いので ミステリとしてはあまり期待しない方がいいだろう | ||||
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05年09月のノベルスからの文庫化で,6編の短編集になります. いわゆる『日常の謎』を,主人公がいろいろと解決していくのですが, 『空論』のタイトルのとおり,それが正しいのかはハッキリとしません. 犯人なども捕まりませんし,結末もあえて曖昧にしている印象を受けます. とはいえ,真実どうこうではなく,その『空論』を楽しむという感じで, 主人公の人を食ったようなしゃべりや,そのどこか憎めない立ち振る舞い, そしてそれにふりまわされる人たちの様子が,おかしく楽しませてくれます. また,表紙をはじめ,主人公のイラストが作中で語られる風貌にピッタリで, ほかにも,各編のタイトルが他作のパロディになっているのも少しニヤリです. ただ,『日常の謎』という割には,その謎や状況がやや『非日常的』にも思え, 『空論』とはいうものの,結論にも無茶なところがあるのには引っかかりました. | ||||
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