占い師はお昼寝中
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【ネタバレかも!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する
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渋谷の道玄坂の老朽ビルの一角に「霊感占い所」なる事務所を掲げてはいるものの、生来の怠け者の性分から一向に商売っ気のない辰寅叔父。そこに大学入学とともに上京し、社会勉強も兼ねて助手のバイトとしてお邪魔した美衣子のコンビが織成す安楽椅子探偵型連作短編集。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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いんちき霊媒師がご信託代わりに、そこに訪れた人間が関わった不思議な出来事に何らかの 解決をもたらすいわゆる日常の謎系の作品で、ミステリ面から見ると偶然、見間違い、聞き間違い、 と勘違いのオンパレードであまり評価できるものではなく、どちらかといえば 明るいコメディタッチなノリを楽しむ作品だろう まあ猫丸シリーズが楽しめる人ならば、この作品もそこそこは楽しめるかもしれないが、 そこまで期待しないほうがいいだろう | ||||
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占い師に持ち込まれる事件を、心理学的に解き明かす秀逸な作品です。 依頼が占いと言うだけあって、犯罪がらみのものは少なく、窃盗事件が唯一の犯罪がらみです。。 パターンは (1)占いの依頼が持ち込まれる(2)怪しげな占いをだして、事件を解決する(3)事件の背景・事情を聞き手に説明する といったものです。 もともと占いや超常現象を信じていない占い師が、どの様にして解決して捌いていくかがみもです。 朝倉めぐみさんのイラストが美しく、それを目当てに購入しましたが、なかなか読み応えがありました。 気軽に読める推理短編集といった分類でしょうか。 筆者は多数推理小説を書いていますが、その中でも異色の小説集です。 | ||||
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占い師が探偵役で、その助手は巫女さん。 でも、その探偵役のオジさんは、全然しゃっきりしていなくて、ぐうたらで いっつも寝ていて、かなりアヤシゲです。 なにしろ、自称「霊感占い師」なのですから、それだけで怪しいというもの。 なのに、6つの事件を出鱈目な妖怪の名前を挙げつつ、見事に解決します。 この本の魅力は、きっとそのアヤシゲなオジさんと、巫女役のしっかりものの 姪の名コンビで事件を解決するところだと思います。 なかなか面白くて良いですよ。 | ||||
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6篇から成る連作集です。 ぐうたらな占い師のおじさんは、実は名探偵! お客さんの話を聞き、そこから推理して問題を解決していきます。 円滑に物事を進めるために登場するのが、お化けw 勝手に作った妖怪とかが出てくるんですが、新しい妖怪の誕生とも言えるかもしれませんw きっとこうやって、妖怪は生まれて来るんだとw 作者の温かい眼差しが文章の向こうに透けて見え、読後感が心地よいですv おすすめですv | ||||
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1996年に出た単行本の文庫化。 北村薫以降、'@犯罪ではなく日常の謎をテーマとする、'Aほっとするような温かさの2つを売りにするミステリが増えたが、本書もその一例。この種のミステリには、概して謎の部分が弱いものが多いが、本書はそこそこの水準。小説としてもミステリとしても楽しめる一冊に仕上がっている。 心霊写真、除霊、会社の人事など、霊能者や占い師のもとに持ち込まれるであろうネタのバリエーションがそろっているのも面白い。 主人公と語り手のキャラクターがきちんと造形されている点にも好感を覚えた。 | ||||
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