(短編集)

シュークリーム・パニック -生チョコレート-



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初公開日(参考)2013年10月
分類

短編集

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シュークリーム・パニック ―生チョコレート― (講談社ノベルス クK- 4)

2013年10月08日 シュークリーム・パニック ―生チョコレート― (講談社ノベルス クK- 4)

「兄ちゃん――金、欲しいないか?」人生大逆転を狙って、場外馬券売り場で見知らぬおっさんが持ち掛けてきた、1人あたり1億円ゲットの銀行強盗計画に参加することにした僕。しかし、その計画は綿密なようでどこかがおかしい。僕の人生は、どうなる!?――スリルと笑いが溢れ出す「現金強奪作戦!(但し現地集合)」ほか2編を収録。 (「BOOK」データベースより)




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シュークリーム・パニック -生チョコレート-の総合評価:5.60/10点レビュー 5件。Dランク


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No.5:
(3pt)

いろいろな味

「現金強奪作戦!(但し現地集合)」「強運の男」「夏の終わりと僕らの影と」の3話が収められている。それぞれ独立した短篇で、ただし、タイトルや表紙のようなキャピキャピした感じの物語ではない。
 「現金強奪作戦!(但し現地集合)」がおもしろい。ニヤリとさせられる。
 「強運の男」も悪くないが、もうひとひねりほしかった。
 「夏の終わりと僕らの影と」は青春物語。しかしねえ……。
シュークリーム・パニック ―生チョコレート― (講談社ノベルス クK- 4)Amazon書評・レビュー:シュークリーム・パニック ―生チョコレート― (講談社ノベルス クK- 4)より
4061828967
No.4:
(4pt)

短編ミステリー集

倉知氏の2冊出ている短編ミステリー集の最初に出たもの。
タイトルは何でこんなタイトルなのかよく分からないが、雑誌に連載された単発のミステリー短編を3編収録されている。珍しく倉知氏にしては連作短編集ではない。
本格ミステリーというよりは最後でどんでん返しのあるタイプの展開。
倉知氏らしい明るい雰囲気の読みやすい作品集に仕上がっている。
シュークリーム・パニック ―生チョコレート― (講談社ノベルス クK- 4)Amazon書評・レビュー:シュークリーム・パニック ―生チョコレート― (講談社ノベルス クK- 4)より
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No.3:
(3pt)

一般向け巻、ミステリ風味青春小説や世にも奇妙なサスペンス

2冊連続刊行で、生が面白くないもの、Wが面白いもの。つまり生がノーマルな文章、Wが猫丸先輩的な語りだ。内容では生が一般向けのミステリ風味、Wはマニア向けの本格メタミステリか。各話に繋がりのない(非連作)短編集で、単独で読める。
1本入る青春小説が甘くて苦いシュークリーム…じゃないな…。チョコレートはつまり、青春時代を懐かしむビターでミルキーなセピア色だ。

短編2本は逆説的な論理のアクロバットだが、今更妙味は発見できないかと。片方は本格の体裁も満たさないと思う。変わった行動原理を看破して推理に用いるのが泡坂妻夫流ミステリであり、実は変な原理で行動してましたでは奇妙な味の何か。そしてTVドラマにままある無意味なル◯◯やリ◯◯オチ。端的に不満。

中編『夏の終わりと僕らの影と』は自主制作映画の撮影中に発生した謎を巡るミステリ風味の青春小説で、ミステリとしてはアンフェアながら、佳い感じ。
時代は1970年代末か。8ミリ・ラジカセ・フォークギターと懐かしのスネ夫スネ吉アイテム群から入る。とはいえ人物像や言い回しは現代風にアップデート、当時を知らずともOK。
一人称で読者に対して嘘をつき、そこはアンフェア。アンフェアさ自体はパズル性は損ねても小説の魅力は毀損しないが、別次元の話として、一人称で嘘を記述する根源的な不可能性は気持ち悪い。結末で明かされる実に男子高校生らしいプライドからして、自分に対してこの嘘はつけない。勘違いでも作中作形式でもないのに一体お前は何に対して信頼出来ない語り手を演じていたんだー!

ミステリ風味の、厳密には非本格ミステリか、少なくとも怪しいもの巻。表紙や青春小説に惹かれたのなら本書の夏影を。青春小説に興味のない本格ミステリ読者はシュークリーム・パニック ―Wクリーム― (講談社ノベルス)の方がおすすめ。
以下【ネタばれ注意】。
帯「第1回本格ミステリ大賞受賞作家、待望の最新作品集!」裏表紙「本格ミステリの名手の技が光る3編を収録」で、収録作が本格ミステリとは書いてない。Wの「ひと味違う本格ミステリ作品を3編収録」と比較すると分冊の狙いは明確。くっ、小説外にまで凝った細工が…!
シュークリーム・パニック ―生チョコレート― (講談社ノベルス クK- 4)Amazon書評・レビュー:シュークリーム・パニック ―生チョコレート― (講談社ノベルス クK- 4)より
4061828967
No.2:
(1pt)

タイトルの意味は…。

昔から作者のファンなので、倉知淳作品は全部読んでいます。

ファンタジックなイラスト、キュートなタイトルに、期待して、わくわくしながら読み進めたのですが、お話は短いのに、なにかくどい文章で、とても読みにくいです。外面に反して後味の悪いオチもつきますし。ミステリ的に特に切れ味がするどいというわけでもなく、もやっとします。

3編目は青春ミステリーですが、びっくりするくらいトリックがバレバレです。高校生がわいわいとはしゃいでる描写の途中からいきなりミステリ的な説明が始まるので、かなり不自然で、「ああ、これとこれがこうなるんだろうな」と簡単に予想ができます。なにを読者に読ませたっかたのか…。

『シュークリーム・パニック』、続編を買おうかどうか迷ってしまう、今ふたつな出来の作品集でした。
シュークリーム・パニック ―生チョコレート― (講談社ノベルス クK- 4)Amazon書評・レビュー:シュークリーム・パニック ―生チョコレート― (講談社ノベルス クK- 4)より
4061828967
No.1:
(3pt)

気軽にサラッとあれこれを

二ヶ月連続刊行の一冊目で,12-13年の『メフィスト』に掲載された三篇を収めた短篇集.
三篇目『夏の終わりと僕らの影と』は,未掲載だった『解決編』が加えられての収録です.

コミカルな篇で始まり,タイトルやカバーイラストからも明るい作品なのかと思いきや,
二篇目ではこれが一転,『世にも奇妙な物語』にも出てきそうなブラック風味にビックリ.
さらに甘酸っぱい青春ミステリとなる三篇目まで,バラエティに富んでいるのが印象的です.

また,200ページ足らずのボリュームに,少しばかりの物足りなさ(贅沢?)はあるものの,
短い時間でサラッと,そしてあれこれを気軽に楽しめる一冊になっているのではと思います.

ただ,篇によっては話の流れがやや遠回りになり,言い回しなどにくどさはないのですが,
短い分,もう少しスムーズに動かしても…と,感じられることがあったのは気になりました.
シュークリーム・パニック ―生チョコレート― (講談社ノベルス クK- 4)Amazon書評・レビュー:シュークリーム・パニック ―生チョコレート― (講談社ノベルス クK- 4)より
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