過ぎ行く風はみどり色
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点8.00pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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倉知作品は「星降り山荘」に次いで2作目で、前作では会心の一撃を喰らっていますが、この作品も、成一と佐枝子の2つの視点で描かれている点で兎に角ぷんぷん臭う。 | ||||
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どんでん返しとタイトルの良さに惹かれて読みました。 | ||||
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【ネタバレかも!?】 (2件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する
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場所が大屋敷だったり現場が霊媒師による降霊会の中で起きる連続殺人だったりと、ココだけ書くと古く陰鬱な印象だが、中身はタイトルに相応しく爽やかな作品。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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普通でした。 | ||||
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奇怪な事件も、裏にまわれば呆気ないトリック、しかしあんなんで騙されるのかねって? という気もするし、動機がウヤムヤ、あんなにあっさり殺してしまうもんかね? でも現実の事件を考えれば、そこにリアルがある気もする。 ミステリーとしてはうーむ。 その後の猫丸先輩の作品群と照らし合わせれば、ど~も違和感を感じてしまいます。 三点なのは映像化不可能という作品に敬意をこめたつもりです。 映像化したら噴飯もんだよ。これ。 | ||||
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推理小説としての"謎"の部分と、文学としてのテーマが密接に絡み合っていて読んだ当時感心した(そして少し泣いた) | ||||
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巻末に『新版刊行によせて』によれば,好きなものを全部ぶち込んだとのことですが, 確かにあれもこれものてんこ盛り,約600ページとかなりのボリュームとなっています. ただ,事の始まりだったとはいえ,オカルト周りは派生する話題も含めて少しクドく, 衒学趣味も意図的だったようですが,さすがにダレてしまったのは否めないところです. また,ある人物らが行う『真相解明』も,露骨な『死人に口なし』の言い分をはじめ, 穴のあるトリック解説など,明らかにいつらが…となり,流れが削がれてしまった感が. とはいえ,それに続いての主人公の独断場は,こちらも強引な部分は見られたものの, グッと引き込まれるものがあり,いつもは気まま,飄々としている彼がなぜ動いたのか, ややもすれば変わらないように映りますが,頭を下げ,苦々しく漏らす言葉が印象的です. そして,夏の訪れを告げる爽やかな風は,籠もる熱を冷まし,洗い流してくれるようで, それだけに,読後感とは繋がらない,動物人間(?)のカバー絵が何とも残念に感じます. | ||||
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実は長編小説は苦手であります。 長編小説には読者を最初から最後まであきさせない技術が欠かせないと思います。 そういった意味で本書は物語の進行と伝え方等の語り部としての技術が見事でした。 あきたりしません。 例えば「この部分短くしてくれないかな」という章は短くてストレスになりませんし また物語をつづるにあたり交互に観点を変えて描くというのも悪くないですし 展開も面白く文章が何ともいえず読みやすい。 唯一猫丸先輩が事件後の物語になかなか現れない事が辛かった(笑) よくわかりませんが焦らしなのかもしれません。 ですが後半ではこれでもかと十分に猫丸先輩が登場し大活躍を演じてくれます。 トリックに関してですが予想がつかない推理と結果を与えてくれる事が 猫丸先輩に私が期待している事ですので満足できました。 | ||||
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