恋する殺人者
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 | 2023年06月07日 恋する殺人者 大好きな従姉の事故死に不審を抱く大学生・高文は、彼に片思いするフリーター女子・来宮を“助手”に真相を探っていく。大型猫科肉食獣を思わせる担当刑事・鷲津にあしらわれながら“捜査”を進める高文だが、彼が協力を依頼した人が次々と殺されていく。一体、何がどうなっているのか――？(「BOOK」データベースより) |
| 書評･レビュー点数毎のグラフです | 平均点0.00pt | ||||||||
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| 犯人はルームシェアのどちらか···しかないので わかるが動機が滅裂だなあ。 サイコパス人間によるものだから滅裂なんだろうけどそれにしても簡単に殺しすぎ。 風呂に入ってる隙にスマホを自由に操作して会ったこともない人から情報を抜き出す？？そんなん無理に決まってるだろ。 | ||||
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| シンプルで読みやすく、途中でアレッと思ったところがきちんと手がかりになっていて、最後に伏線を回収してロジカルな解決がサクッと決まる。長めの中編というか、このアイデアでちょうどいい程度の長さだと思う。 | ||||
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| さすがに倉知淳の愛読者には難しい注文なのかも知れないけど、本格ミステリだとかドンデン返しだとかはいったん念頭から追い払って、構えずにサラッと読んでみると楽しいと思う（ガチガチに構えて読んでしまうと、かなりの高確率で真相は早めにわかってしまうのは否定できない。消去法でこれしかなくなってしまうのだ）。で、ゆっくり二度読みしてみると、実に伏線とミスリードがうまくて（あるときはさりげなく、またあるときは大胆露骨に）ニヤニヤさせられる。たった196ページ（しかも本文は4ページ目から）で終わる本の、156ページ目で犯人を割ってしまい、あとは説明に費やす構成も、仕上げのほどに対する自信がうかがえるというものだ。軽い感じの文章が逆に怖さをそくそくと盛り上げるところもいい。ミステリ初心者はもちろん、すれっからしにもそれなりの愉悦を与えてくれる一冊。 | ||||
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| 星降り山荘を思い出しました。サクッと読めて読後感も良かった。伏線もきちんと回収されてて、倉知淳だなという感想です。 | ||||
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| 登場人物も場面も、とても読みやすい作品でした。これぞどんでん返しのお手本。 ミステリ小説を読んだことない人に勧めやすいです。 逆にミステリ小説をたくさん読んでる方には少し物足りなさがありそうですが、さらっと読むにはオススメです。 | ||||
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