(短編集)
世界の望む静謐
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まったくおもしろくない。 トリックらしいトリックもないし、意外などんでん返しもない。あからさまに最重要容疑者としか思えない人が犯人なのに、みな一様に「最初から疑われていたなんて!」と驚く展開はあほらしいの一言。どう考えたって、初動捜査で拘束され、きびしい取調を受けるのが普通でしょ、 刑事のキャラクター設定も無意味。なぜか、日本のミステリーでは、探偵役は頭はよいけど人当たりが最悪の異常性格者とか、変人でなければ主役になれないという謎ルールがあるが、この本では死神?特異なキャラ設定をすればいいわけではないでしょ。死神の風貌だからといって、それがストーリー展開に影響するわけでもない。普通の刑事の設定でも、小説は成立するわけで、なんのために死神にしたのか意味不明。それなら別に、女装刑事でも、身長2メートルの巨人刑事でも、なんでもいいわけで、とにかく変なキャラにしたかっただけ。そんなキャラ設定に苦心するくらいなら、ストーリーに注力して、少しはおもしろい話を書いてもらいたいものだ | ||||
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シリーズものの倒叙ミステリは、探偵役がいかに魅力的なキャラかが鍵になる。その点、本作の乙姫警部は実に秀逸。名前とは裏腹の死神めいた風貌と雰囲気で、「地獄の底から響き渡る亡者の呻き声のごとく陰鬱な口調」といった比喩のバリエーションが手を変え品を変え、連打されるのも面白い。収録の4作、いずれも傑作です。ドラマ化されるなら、乙姫警部役は誰がいいだろう? | ||||
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