(短編集)

シュークリーム・パニック -Wクリーム-



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初公開日(参考)2013年11月
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短編集

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シュークリーム・パニック ―Wクリーム― (講談社ノベルス)

2013年11月07日 シュークリーム・パニック ―Wクリーム― (講談社ノベルス)

25歳のOL、真紀の暮らすワンルームマンションに通ってくる、おなかの横に渦巻き模様のある猫――いつしか真紀は、猫を部屋に招き入れ、「うずまきちゃん」と名付けて部屋で遊ぶようになった。そんな日常の中、近隣で傷害事件が発生! 所轄署の若手刑事にして真紀の彼氏である満久は、なんと、うずまきちゃんに事件にかかわる秘密が隠されているという――本格ミステリーなのにかわいさ満点(?)の「通い猫ぐるぐる」ほか2編を収録。 (「BOOK」データベースより)




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シュークリーム・パニック -Wクリーム-の総合評価:7.00/10点レビュー 4件。Cランク


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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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No.4:
(4pt)

タイトルの由来の作品を収録

倉知氏の雑誌掲載の単独短編を集めた2冊シリーズの姉妹編。本作の1作目がシュークリームをモチーフにしていて、シリーズのタイトルの由来となっているであろう作品である。
いずれも日常の謎系の殺人の起こらないミステリーであるが、軽いタッチで本格風味は高いといういつもの倉知氏らしい作品であり、収録されている3編とも標準以上の出来である。
特に最後の作品は倉知氏らしい遊び心溢れた趣向が楽しめる。
シュークリーム・パニック ―Wクリーム― (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:シュークリーム・パニック ―Wクリーム― (講談社ノベルス)より
4062990008
No.3:
(3pt)

Ma-kun 私は嫌いじゃないのだけれど

私は嫌いではないのですが、『読みにくい』と思う人はいるでしょうね。
『文章がくどい』というのもその通りなので、氏の作品が好きな人は赦せても、そうでない人はうんざりしてしまうでしょうね。
猫丸先輩シリーズ程度の短編集なら、この程度の論理の展開でも『ゆるせる』程度のすっきりした作品になったのになあ、と思います。
オチの割りには作品が長いので、どうしても(ページ稼ぎのように)くどい文章になってしまった(ように思われてしまう)のだと思います(好意的に見れば)。
シュークリーム・パニック ―Wクリーム― (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:シュークリーム・パニック ―Wクリーム― (講談社ノベルス)より
4062990008
No.2:
(5pt)

マニア向け巻、猫丸先輩風トークで送るメタな本格ミステリ

連続刊行短編集の2冊め。『生』編の次は『死』編かと身構えたが、幸い致命傷で済んだ。むしろ生の方がビター、こちらWはユーモラスな語り口のものを集めた1冊である。あの、ね、ほらほら、はい、ねえ、でしょう、いやいやいや、死にます死にます、とまくし立てる語りに、パロディもあり、まず滑稽さが約束される。

主に会話が冗長ではあり、好き嫌いは出るだろうけど、ミステリとしてはそれがいい。こっそり紛れ込んでいる必要な手掛かりを、ともすればうざったく感じる会話に交えて読み流させるのも技のうち。
2本目は普通のねこちやんミステリだが、1・3本目は殊にアクが強い。ミステリとしておかしいだろと登場人物が韜晦し出すけども、見事な仕事だと感心はするがどこもおかしくはない。ユーモアミステリなら理屈もナンチャッテでいいだろうという惰弱な風潮の真逆を行くソリッドなもの。ゆるゆるな筆致で脱力オチでありながら、実質はちゃんとゴリゴリの本格ミステリにしてメタミステリしている芸。大満足。

これが倉知淳。実に倉知淳らしい作風の一種だ。本格ミステリ好きなら読むべし。創元のはユーモア味とシリアスミステリ味の分冊だったが、こちらはWが両要素持って来てユーモア本格ミステリだ。
なお、ねこちやんは出て来ても女子高生などいない。表紙に惹かれたら生チョコレートの方をどうぞ。
シュークリーム・パニック ―Wクリーム― (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:シュークリーム・パニック ―Wクリーム― (講談社ノベルス)より
4062990008
No.1:
(2pt)

スムーズさに欠ける話運びがもったいない

13年10月から二ヶ月連続刊行の二作目は,『メフィスト』で11-13年に掲載された三篇を収録.

前の巻でもうすうす感じていましたが,やはり冗長で回りくどいやり取りが多すぎます.
面倒くさいキャラクタを描くためとか,ボケを重ねる演出であることも理解はできますが,
さすがにこの程度の薄さで,しかも連続刊行でとなると,あまり好意的には受け取れません.

また,冒頭で少し先の場面を見せ,その後,溯ってはじめから…というのが二度あるのも,
このページ数で繰り返すほどの見せ方とは思えず,こちらもいらぬ勘ぐりをしてしまいます.

ただ,三つの話自体は,コミカルながらミステリとしてはどれもうまくまとめられており,
ロジック,トリックとも「お!」と,軽くうならされるものが揃っているのは確かなところ.
それだけにスムーズさに欠ける話運びが残念で,前巻もある分,少し厳しめの評価となります.

なお,かわいらしいカバー絵は,もう一冊の『生チョコレート』とで一枚絵になるようです.
シュークリーム・パニック ―Wクリーム― (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:シュークリーム・パニック ―Wクリーム― (講談社ノベルス)より
4062990008



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