世界樹の棺
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点8.00pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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☆7+1(好み補正) | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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二作目が有ったとは…。作者の次作としては、オーバーステップの次作 オーバーバランス…ではなかったんですね。 手にするのが遅すぎる読者ですが、 読み始めたばかりで、言い(コメントし)たい事は、カバー袖のイラストレーターとの紹介を読んでいて浮かんだことです。 作者の名前は、“素人登場”を文字ってません(イラストレーターさんは愛称)? コメントになってなくて…失っ礼ぇしましたぁ~。 | ||||
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2017年、筒井康隆御大の著書『ビアンカ・オーバースタディ』のまさかの続編『ビアンカ・オーバーステップ』で、星海社FICTIONS新人賞を受賞した上、筒井康隆御大から絶賛されてデビューした新人、筒城灯士郎による待望の第二作。 小国の城にメイドとして仕える少女・恋塚愛埋。 彼女が謎多き巨木〈世界樹の苗木〉に調査に向かうことになる…というのが大まかな序盤の筋書きである。 が、読み進めると、片や『ハカセ』と〈苗木〉に向かい、片や『お姫さま』と〈苗木〉に向かう、という2つの物語が展開されていくのである。 最後には全ての謎が解決されてスッキリ…と思いきや、謎が謎を呼び、頭にハテナをいくつも浮かべながら読み終える羽目になり、悔しくて2度読んだ、という経験は私にも初めてのことであった。 2度目に読むと、なんとまあ、作者の企みがあらゆる所に仕掛けられていたことにようやく気付いたのである。 あれもこれも、全て書かれていたことにどうして気付けなかったのか。 帯の“世界が反転”とはまさしくこのことであった。 これ以上この物語について書くと、これから読まれる諸兄の興を削いでしまうだろうと思われるので、このあたりで控えさせていただこう。 筒城氏の次回作を心待ちにしていた一読者としては、これだけの素晴らしい作品を読ませていただけて嬉しい限りである。 わざわざ2度も読まされるのか、とお思いの方もおられるかもしれない。 しかし安心してほしい。 この作品は期待を裏切らない。 読み終えた瞬間からすべてが始まる。 あなたは必ず2度読むことになる。 | ||||
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