博士を殺した数式
- 暗号 (36)
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amazon紹介から以下、 遺された数式から始まる、暗号謎解きミステリーーシアトルで潰れかけの書店を営むヘイゼルのもとに、養祖父のアイザック・セヴリーが自殺したとの知らせが届く。 ところがヘイゼル宛の遺書には、天才数学者であるアイザックが命を狙われていて、極秘の“方程式"をある人物に届けてほしいとの依頼が。 理系が苦手なヘイゼルに、なぜ遺書は託されたのか。 数学の世界に放り込まれた素人探偵が方程式をめぐる殺人事件に翻弄されつつ、祖父の死の真相に迫る暗号謎解きミステリ。 ※ 時々視点が変わるから、とっつきにくさはあったのだけれど。 自分が推理するより、どうなっちゃうんだろうな?という方で読み進めていきました。主人公と同じですね~。 伏線とかがちゃんと回収されてたのか謎ですけど…。 数学の話も面白そうだな。 殺人事件が予測できたら夢だな。 | ||||
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科学とミステリー、というとダン・ブラウンが頭に浮かびますが、本編はそこまで科学に入り込んではおらず、基本的には犯人探しがメインになります。 話はテンポも良く、様々な人が絡んでくるんですが、それらの伏線があまり回収できずに終わってしまった、という印象で、少し残念。 | ||||
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数学者の祖父から届いた遺書には、秘密の方程式をとある人物に渡してほしいと書かれていた。 本作は、その方程式に秘められた謎や祖父の死の真相、等々複数の謎を解明していく数学ミステリーである。 数学ミステリーと言っても、数学に馴染み深くない方でも十分に楽しめるのが本作の魅力の一つであろう。 主人公のヘイゼルは理系学者一族に属するも、数学が苦手な人物である。 つまりヘイゼルは読者と並走する形で謎を追うことになるのだ。 また、謎が新た謎を呼ぶ展開や、謎解きゲームに近い要素を多分に含んでいるのでテンポがとても良かった。 そして本作の巧みな点は物語が三人の人物(ヘイゼルとヘイゼルの兄であるグレゴリー、ヘイゼル達の叔父であるフィリップ)の視点によって進むことである。 各々の葛藤や秘めた思いが徐々に明かされていき、意外な形でそれぞれが繋がっていく構成も見事だった。 数学を背景にしたことや話の展開及び構成が好みだったがゆえに、ラストの展開が個人的には微妙だった。 事態が収束へと向かっていくのがやや性急に感じられたのと、話の締めくくりに既視感が拭えずもう少し独創性が欲しかった。 とはいえ、本作がデビュー作でありながらもエドガー賞の最優秀新人賞にノミネートされたのは納得できるクオリティであった。 本著者の次回作も楽しみだ。 | ||||
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