法の雨



※タグの編集はログイン後行えます

【この小説が収録されている参考書籍】
オスダメ平均点

8.00pt (10max) / 1件

6.00pt (10max) / 4件

Amazon平均点

3.86pt ( 5max) / 7件

楽天平均点

3.88pt ( 5max) / 9件

みんなの オススメpt
  自由に投票してください!!
1pt
サイト内ランク []C
ミステリ成分 []
  この作品はミステリ?
  自由に投票してください!!

0.00pt

66.00pt

47.00pt

0.00pt

←非ミステリ

ミステリ→

↑現実的

↓幻想的

初公開日(参考)2020年04月
分類

長編小説

閲覧回数2,485回
お気に入りにされた回数2
読書済みに登録された回数6

■このページのURL

■報告関係
※気になる点がありましたらお知らせください。

法の雨 (徳間文庫)

2023年07月07日 法の雨 (徳間文庫)

「逆転無罪」。有罪率99.7%の日本での無罪判決は、検察官にとっては死も同然。看護師による組長殺人事件の起訴したものの、無罪判決を受け、担当検事の大神護は打ちひしがれた。だが、裁判長が判決の直後に法廷で倒れた。これは偶然か。さらに、無罪となった看護師が死んだと知り、病床の裁判長を訪ねると、さらなる謎と事件が見えて……。検事、弁護士、被害者と加害者、刑事、そして判事。複雑に絡み合うリーガルミステリー。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.00pt

法の雨の総合評価:7.75/10点レビュー 8件。Cランク


■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
全1件 1~1 1/1ページ
No.1:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

高齢化時代にぴったり。成年後見制度の裏と表を追究。

控訴審で逆転無罪を喰らった高検検事が、自分は間違ったのか、運悪くひねくれ者の裁判長に当たってしまったのか苦悩し、事件の裏側を探る事件捜査が一方にあり、他方に念願の医学部入試を突破したのだが成年後見制度が壁になり入学金が払えないという若者のトラブルが置かれる。一見、無関係な二つのストーリーが人物関係が分かってくるとともに、二重三重に繋がっていく展開は見事。サブストーリーのヤクザの跡目争いも巧みに組み込まれ、良質なリーガル・エンタメ・ミステリーに仕上がっている。
終活で話題になる成年後見制度の落とし穴がくっきり見えてきて深く考えさせられた。
高齢者はもちろん、家族に高齢者がいる方々にもオススメしたい。

iisan
927253Y1
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.7:
(3pt)

トレンディ

成年後見制度を題材にしているなんてトレンディですね。

それも、制度そのものを正面からとらえずに、制度の歪みをきっかけに話を進める辺り、心憎い。

が、事件は解決しても、職業後見人への報酬の支払いは継続する訳で、溜飲は下がらない。
法の雨 (文芸書)Amazon書評・レビュー:法の雨 (文芸書)より
4198650756
No.6:
(4pt)

読み応えはありました。

登場人物のそれぞれの立場と二転三転するストーリーが複雑に絡み合い、一気にラストまで読まされました。
法の雨 (文芸書)Amazon書評・レビュー:法の雨 (文芸書)より
4198650756
No.5:
(3pt)

小説としては面白い

タイトル通り、小説としては面白い。法律的な内容も首肯できるし、話の流れとしてはあり得るだろうと考えられます。ただ、裁判官が認知症になったが、自分の判決については全く正常な記憶と判断力を残している、というのが、あまりにも出来すぎているように思います。。確かに認知症患者が鮮明な記憶を一部保存している事はあるが、周辺状況までも含めて首尾一貫した知的思考ができるかというとほとんどはそうでもないというのが、実感です。
 警察の暴力団取り締まりの実際とか、ヤクザの思考回路とかは、著者がよく調べて、書かれたのだと思います。小説として楽しんで読むことができ、認知症や、成年後見制度の問題点などについて関心を持っていただくには、適切な書だと思います。
法の雨 (文芸書)Amazon書評・レビュー:法の雨 (文芸書)より
4198650756
No.4:
(4pt)

著者らしいラスト展開

無罪判決を多く出す判事が引退し、認知症になる。
無罪判決で出世をあきらめた検事が、本当に無罪判決が正しかったのか認知症の元判事を訪ねる中で、事件そのものの別な側面が見えてくる。
単純な司法の問題だけでなく、ストーリの仕掛けが著者らしい一筋縄で終わらせない展開で、読んでいて引き込まれる。
特に中盤以降、ヤクザやマル暴の刑事が絡んでくるあたりから、先展開が一気に気になる。
法の雨 (文芸書)Amazon書評・レビュー:法の雨 (文芸書)より
4198650756
No.3:
(5pt)

司法の正義を問う

面白いです。
内容についてはあえて触れません。
とにかく読んでみて下さい。
法の雨 (文芸書)Amazon書評・レビュー:法の雨 (文芸書)より
4198650756



その他、Amazon書評・レビューが 7件あります。
Amazon書評・レビューを見る     


スポンサードリンク