悲願花



    ※タグの編集はログイン後行えます

    【この小説が収録されている参考書籍】
    オスダメ平均点

    0.00pt (10max) / 0件

    5.67pt (10max) / 6件

    Amazon平均点

    3.33pt ( 5max) / 6件

    楽天平均点

    3.67pt ( 5max) / 24件

    みんなの オススメpt
      自由に投票してください!!
    0pt
    サイト内ランク []D
    ミステリ成分 []
      この作品はミステリ?
      自由に投票してください!!

    0.00pt

    0.00pt

    0.00pt

    0.00pt

    ←非ミステリ

    ミステリ→

    ↑現実的

    ↓幻想的

    初公開日(参考)2018年12月
    分類

    長編小説

    閲覧回数2,153回
    お気に入りにされた回数4
    読書済みに登録された回数7

    ■このページのURL

    ■報告関係
    ※気になる点がありましたらお知らせください。

    悲願花 (小学館文庫 し 23-1)

    2021年03月05日 悲願花 (小学館文庫 し 23-1)

    あなたの罪は、生き延びてしまったことです 夜闇に輝くパレード、大好物ばかりのご馳走、笑顔の父と母。 家族で遊園地に行ったあの日、幸子は夢のような時間を過ごした。 そして―― 両親は家に火をつけて一家心中を図り、幸子だけが生き残った。 工場の事務員として働き始めた幸子は、桐生隆哉と出会い、惹かれ合うようになる。しかし、幸子は隆哉に「一家心中の生き残り」であることを告げられずにいた。隆哉の部屋で料理を作ろうとした幸子は、コンロの火を見てパニックを起こしてしまう。 過去に決別しようと両親の墓を訪れた幸子は、雪絵という女性に出会う。 「あたしが、子供たちを殺したんです」 子供たちを乗せた車で海に飛び込み、一家心中を図ったシングルマザーの雪絵は、生き残ってしまったのだという。 彼女は、墓地から蘇った母だった。 雪絵との運命的な出会いにより、幸子の人生が大きく動き出す。 そして、加害者と被害者の思いが交錯した時、衝撃の真実が明らかになる―― 『闇に香る嘘』『黙過』『同姓同名』で最注目の乱歩賞作家が放つ慟哭のミステリー!!(「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点0.00pt

    悲願花の総合評価:6.67/10点レビュー 6件。Dランク


    ■スポンサードリンク


    サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

    新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

    現在レビューがありません


    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
    未読の方はご注意ください

    No.6:
    (2pt)

    「闇にかおる嘘」並みの筆致ではなかった。

    ジャンルは違うけれど「闇にかおる~」でこの著者を知り、小さなどんでん返しのあとに、本当にアッと驚く大どんでん返しにヤラレタのが気に入り、今回も下村さんの読んだ。
    確かに序盤、楽しいはずの遊園地を素直に楽しめない、何か裏があるのではという不穏さ、切なさは読んでいて本当に苦しくなるシーンでした。
    が、一家心中の生き残りの主人公がその後「心中を行った側」に接触してからの展開はあまり印象に残らなかった。主人公の苦悩や恨みつらみも伝わっては来るが、「で、だからどうしたいの」「一般論に置き換えてばかりで」自分の主張や行動があまりはっきりしなかったのが原因かな、と思った。
    今後下村さんの作品をいろいろ読んでみようと思うが、本作品はあまり印象には残らなかったかも。
    悲願花Amazon書評・レビュー:悲願花より
    4093865302
    No.5:
    (5pt)

    主人公に感情移入しっかり出来た

    痛快でした!
    久々の小説だったがめちゃくちゃ満足でした!
    自分の性格が主人公と似てるからか、余計にとても切なく苦しくなりました。
    <被害者><加害者>のくだりも、確かにしつこい位でしたが、今の社会への警鐘の様で尚更身に沁みました。
    エピローグも自己憐憫から脱却した主人公を感じ、私自身の次への一歩を後押ししてくれました。
    悲願花Amazon書評・レビュー:悲願花より
    4093865302
    No.4:
    (3pt)

    ラストは予想外ではあるけど強引

    一家心中で生き残った娘の生きづらさと、親子心中で生き残った母親が出会い、それぞれの立場で対比して展開していく。
    設定の特殊さと、登場人物の表面的な悲壮感で、感情移入が出来ず、大きな気持ちの盛り上がりを欠きながらも、読みやすい展開ではある。
    最後は単純には終わらないけど、これに限らず全体の前提条件的にこれはないよなと思わせてしまう点でいつもと違いマイナス。
    悲願花Amazon書評・レビュー:悲願花より
    4093865302
    No.3:
    (4pt)

    「加害者」「被害者」とは…

    子供のころ無理心中され生き残った主人公と、無理心中をして生き残った母親が出会うお話。
    過去を引きずり自信がもてず何事にも消極的なのかと思いきや、変なところで積極的になったり傲慢に攻撃したりと、主人公の性格がイマイチ掴めず、共感はあまりできませんでした。ただ、文章がとても読みやすく、するすると頭に入ってくるので、一気読みしましたが、「加害者」とは「被害者」とは…の怒濤の繰り返しには少々うんざりもさせられました。ラストはちょっと強引で都合がよすぎかな?とも思いましたが、救いのある終わり方でよかったです。
    悲願花Amazon書評・レビュー:悲願花より
    4093865302
    No.2:
    (4pt)

    下村ファンには楽しめる作品

    最初の遊園地のシーンでは、両親の気持ちを刺激しないよう行動する主人公を痛々しく思えた。
    被害者意識から抜け出せず、主人公の攻撃的な考え方や行動にはなかなか理解し難い。
    お決まりの下村作品らしい伏線回収と、どんでん返しは楽しめます。
    エピローグはご都合主義すぎるだろう。
    悲願花Amazon書評・レビュー:悲願花より
    4093865302



    その他、Amazon書評・レビューが 6件あります。
    Amazon書評・レビューを見る     


    スポンサードリンク