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悲願花



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【この小説が収録されている参考書籍】
悲願花
悲願花 (小学館文庫 し 23-1)

悲願花の評価: 7.00/10点 レビュー 1件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全1件 1~1 1/1ページ
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

最後のどんでん返しが意表を突くけど。

2018年刊の書き下ろし長編。両親の放火による無理心中でひとり生き残ったヒロインが17年後、過去と決別するために復讐心をかき立てるサスペンス・ミステリーである。
悪徳金融業者に追い詰められた両親が実家に火を放ち、両親と幼い弟妹を亡くした幸子は17年後、婚活パーティーで出会った隆哉と交際するのだが、自分の生い立ちを告げることができなかった。そんな過去と決別するために両親と弟妹が眠る墓に参った幸子は、子供たちを乗せた車で海に飛び込み、自分だけが生き残ったというシングルマザーの雪絵に出会う。あなたはなぜ生き残ったままでいられるのか、雪絵に自分の母の姿が重なって見えた幸子は被害者として加害者に復讐しなければと思い込む。さらに両親を追い詰めた男・郷田がまた借金返済に困った人を自死に追い込んだことを知り、郷田を破滅に追い込もうとする…。
最後は意外な真相が明らかになり綺麗な話にまとめられるのだが、そこまでのプロセスは怖すぎる。被害者と加害者の立場、力関係のあれこれがちょっとくどい。もう少し全体が整理されてると良かった。
下村敦史に期待するレベルではないものの、それなりの問題提起があり、読んで損はない。

iisan
927253Y1

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