暗黒の羊
- 通り魔 (99)
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一気読みしました。よくもこんなエグい話を思いつくものだ、と感心いたします。 ホラーではなく謎ときもあり、登場人物があれこれクロスし、まあミステリの範疇なのでしょうけれど、登場人物がホラーです。 面白いですがげんなりしたので再読はしたくないかも。一度読めばもうたくさん!図書館で借りたほうがよかった。 | ||||
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物凄く情景が浮かんで、ドキドキして面白かったです。 | ||||
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著者の『強欲な羊』も読んでいるが、怖さがグングン増している。 腹黒い女たちの恐怖連作集。 過激な動画投稿がやめられない女、同級生の死を願う女、マンションの隣人に執着して沼から抜けられなくなる女。 「羊目の女」というワードだけで怖い。 そう思いつつ一気読みしてしまいました。 | ||||
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「強欲な羊」の続編で、表題作の他、「炎上する羊」、「病んだ羊、あるいは狡猾な羊」、「不寛容な羊」及び「因果な羊」の5つの短編から構成される狂気・忘執の人間を"羊"に見立てたホラー短編集。なお、本作は"羊目の女の館"伝説を初めとして緩い連作短編集ともなっている。 「炎上する羊」はSNS投稿に取り憑かれた若き美貌の妻とそれに巻き込まれた冴えない中年夫の話だが、「若き美貌の妻⇔冴えない中年夫」の対比で物語の構造が透けて見える上に、これだけ普及したSNSを題材にしているだけに全く怖くない。表題作は女子高生という"黒い羊"と"白い羊"とが混在した"羊"の群れと上述の"羊目の女の館"との組合せで女子高生特有の残酷さを描いて一応は読ませる。「病んだ羊、あるいは狡猾な羊」はミステリとしてはありがちな設定で、隣室の女性だけではなく曖昧な一人称の語り手の女性の方がより強い妄想症候群という事が直ぐに分かってしまう浅い創り(先の住居で"問題"があって現部屋へと引っ越したと明記している甘さ)。「不寛容な羊」は山姥の元を訪れた"羊"の様な体裁で、ストックホルム症候群を交えて逆転の発想を狙っているが、社会派小説の様。「因果な羊」では"羊目の女の館"が再登場し、この館に纏わる因果が語られるが、全編を強引に纏めようとした感が否めない。 リーダビリティは非常に良いが眼目の"怖い"という感じが全くしない短編集。「暗黒」をウリにしているのだから、もっと禍々しい雰囲気を作って欲しかった。 | ||||
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各作品、ミステリとして質の高い驚愕さを誘ってくれる連作となっています。前作と併せて読むことがお勧めです。 | ||||
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