8番目のマリア



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初公開日(参考)2014年05月
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長編小説

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8番目のマリア (角川ホラー文庫)

2014年05月24日 8番目のマリア (角川ホラー文庫)

目覚めると7角形の部屋にいた中学時代の同級生7人に、仮面をかぶった人物が告げる。「皆様方のチャクラには悪しきカルマが蓄積しています。7人に共通する罪を告白して浄化するとともに、罪の主犯を多数決で決めてください」7色の椅子に拘束され、迎えた1回目の投票、最多得票の元同級生は首を吊られて殺された―。戦慄の心理戦の先に浮かび上がる真相とは!?驚愕のラストまで、一気読み必至のシチュエーションホラー!!(「BOOK」データベースより)




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8番目のマリアの総合評価:6.40/10点レビュー 5件。Cランク


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全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(7pt)

8番目のマリアの感想

サイト内ランクがCになってるけど、いやいや、なかなか面白いよ。
密閉空間に閉じ込められた人達が、全員が関わった過去の過ちを告白していく。その中で投票制で一人ずつ殺されていくデスゲーム。
キャラクターの名字に色の名前が含まれていたり、キャラが立っているので全体の雰囲気も想像しやすい。オススメです。

テルテル
9638XNHX
No.1:
(7pt)

うまくまとまった投票系デスゲームもの

本格的な仕掛けがあるようなデスゲームではなく、ホラーやパニック系のB級要素のデスゲームなので、ミステリ寄りなデスゲームを望む人には不向き。
見た事あると言われそうな定番要素が多いのですが、それぞれの設定がよく考えられていて作品として巧くまとまっているので好みした。
人に薦めても良い反応はされなさそうだけど、個人的に良かったからいっか。そんな感覚。

まず、デスゲーム要素は『7名が犯した罪を告白し、それの主犯となる人物を投票せよ。』というもの。最多票の人物は死。
何故こんな状況になったのか? 過去に何があったのか?7名が記憶を頼りに自分たちが犯した罪を思い出す様子は、過去を検証するミステリっぽい雰囲気でよい。と同時に、デスゲームお約束の序盤の、これってイタズラだろ?という定番のおちゃらけた雰囲気から、友人の死を見てからのパニックへの展開、そして疑心暗鬼のコテコテのデスゲーム模様が分かり易くて〇。

登場人物名には、"赤星""緑子"青史"と言った具合にそれぞれ色が含まれている名前の為、人物の混乱がないのもよい。
また、結婚式の途中で拉致されたという状況設定が巧く、 人物達はドレスコードをして衣装で飾っているので視覚的な想像がし易いのが良い。
あと、偏見ではないが、女性の感情的なパニック、男性の論理的な場の納め方、男女の話の合わなさがリアルで面白かったです。

さて、先に良い所を挙げてみました。
ここまでのパッと見状況から、よさそうな作品だと期待される所ですが、世の中の知名度や評判が振るわないと思われる決定的な原因があります。
それは、人物達の性格がクズなのです。もう救いようがない人々。そして告白される罪が、いじめやレイプやらそういう類の話。そんな罪の告白を読まされるので、読者的には誰が死んでもいいや!という状況になるわけです。デスゲームにおいての心理戦を楽しむのではなく、観測者同様、場の被害者達を眺める感覚の読書です。
ここが好みの分かれ所な気がします。映像化もしやすそうですが性格と罪の内容で不満が発生しそうなのが残念。

ただ、ラストの展開は、それまで感じていた不満を解消できるので、これも敢えての狙いなのかなと作者の巧さを感じる次第です。
デスゲーム作品としては、読み易く、おかしな所もなく、グロさもない。物語として整った作品なので、デスゲームの初心者向けとしてはアリかと思いました。

▼以下、ネタバレ感想

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egut
T4OQ1KM0
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No.3:
(2pt)

盛り上がらず仕舞い

これ、見抜けない人いるんでしょうか。ストーリーもよくあるデスゲームもので、ウケるとしたら中高生までだと思います。ラノベですよ、これは。
8番目のマリア (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:8番目のマリア (角川ホラー文庫)より
4041016436
No.2:
(3pt)

犯人がなんとなくわかってしまったので星3

でも構成がしっかりしたお話なので、楽しく読ませて頂きました。
僕はすきです。
8番目のマリア (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:8番目のマリア (角川ホラー文庫)より
4041016436
No.1:
(4pt)

恐怖の煽り方がうまい

とにかく怖い。やっぱり人間は「死ぬ」のが一番怖いんだな、と思う作品。
何だかよくわからない相手に自由を奪われ、強制的に死のゲームに参加させられるタイプの話の一つ。
設定自体はそれほど真新しくないのだけれど、恐怖の煽り方がうまいのでゾクゾクしながら読めた。ただ、登場人物たちの名前をはじめ、作者が頭で作った感じが全面に出てしまっているのが惜しい。「人工的に作ったお話ですよ」というのが見えてしまうので、そこで恐怖も半減してしまう。
8番目のマリア (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:8番目のマリア (角川ホラー文庫)より
4041016436



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