209号室には知らない子供がいる
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点8.00pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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櫛木理宇という作家は以前読んだことがありますが、あまり面白かった印象はありません。ただ今回選んだこの作品は、最近読んだものの中ではかなり面白いものでした。いわゆるイヤミス系のホラーとでも言いましょうか。短編が5つ収められておりそれぞれが独立して読んでも面白いのですが、全て繋がっていて全体を読むと事の真相が分かります。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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連作短編集です。 冒頭の「コドモの王国」が非常にイヤな後味で、イヤミス系のホラーとしてはよいできだと思います。 あと、「あまくてにがい」は、出だしがのろい感じですが、ホラーらしいホラーでした。 ただ、ラストで全体のつながりがわかるようになっているのですが、どういうか、ゴテゴテした感じがしました。 読む人を選びそうな作品集だと思いました。 | ||||
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読み始めは、なかなか面白いなあと思いながらページを捲っていた。途中で?!手が止まった。 というのも、p217の2~3行目である。「秋山さんは、わたしの回復後の姿しかしらない。けれど、和葉にはすべて話してある」の部分。秋山も和葉も同一人物なのでは?私の読解力がないのか、校正ミスか解らないが違和感がありありの小説でした。もう、この著者の作品は読む気がしない。 | ||||
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こういう舞台が同じで主人公が変わっていく連作短編集が好きなので読みました 基本ホラー系なんでいろいろ現実離れしてるのは承知です ただホラー要素抜きにしてもいろいろ登場人物の行動にリアリティがなさすぎで、気になって話に集中できないところが多かったです 例えば1話で3歳の子が公園から知らない子を連れ帰ってきて母親が出迎えるシーンがあるけど、3歳の子供が1人で公園に行って帰ってくるなんて普通ありえんわって1人で突っ込んでしまいました ちょっと私にはあいませんでした | ||||
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最初の話を読んで、これで終わり? と思ったら連作になっており、最後に腑に落ちるようになっています。 じわじわと、何か変、何かありそうと思わせられるところはうまいホラー小説でした。 | ||||
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川沿いに建つ高層マンション「サンクレール」を舞台に繰り広げられる全5話の連作集。 子供を持つ専業主婦、年下の男性と結婚し姑と暮らすキャリアウーマン、妻と死別した上司と結婚した元OL、チョコ依存症の双子の姉など、何れも家族の人間関係に悩む女性が主人公。そこに、「サンクレール」の209号室に住むという葵という子供がそこに絡み、基本的に暗く沈んだサスペンスタッチのホラーになります。 最終話は209号室の女性オーナーも巻き込まれ、この部屋の謎が明らかにされていきます。一見すっきりとみせておきながら、イヤさの余韻が残るラストは王道です。 | ||||
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