(短編集)
ゴーストフォビア
- 霊能力 (32)
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ストーリー自体はとても良かったです。 ラストの盛り上がりも楽しく(ホラーですが笑)読ませていただきました。 ただ、一つだけ言わせていただきたい! フジコさん、最後の最後までわけのわからない人物でした。 現代のお話に、一人だけ80年代のアニメのキャラクターが混ざっているような違和感をずっと感じていました。 | ||||
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ホラーミステリとギャグ、本来なら親和性は高いはずだが、どう配分を間違えたか怖くも面白くもない。主人公2人が霊能力者という設定でオカルト全肯定の何でもありな感じなので、ミステリ要素は希薄かつ分かりやすい(褒めているわけではない)。そしてギャグ担当の主人公の姉が悪目立ちして非常に読みづらい。ポジティブキャラと言うには余りに異常な性格で、何かこの設定に意味があるのか(例えば登場時に既にそういう霊か何かに取り憑かれていたとか)と思って一応最後まで読み通してみたが、もちろん何もなかった。第一話で霊に憑依されるのでそういう体質で後々何か役どころがあるのかとも思ったが、それもなく最後までうるさいだけだった。全体の中で第一話が一番マシな出来なので、それを読んで面白くないと思ったらそれ以上読む必要はないと思う。 | ||||
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「ゴーストフォビア」「空飛ぶブラッディマリー」「ドールの鬼婚」「雨が降り出す前に」の4話を収録。 幽霊ものとミステリを融合させた短篇集だ。この手のものは多いが、本書は工夫があるし、怖さもなかなかのもので、かなり上質な方ではないだろうか。 とくにミステリとしてしっかりしているのがいい。きちんと意外な結末へと着地し、どんでん返しもある。 | ||||
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リアリティよりも、コミカルさやキャラクターの奇抜さを強調したライトミステリです。 似た傾向の作品は多く出版されていると思いますが、この作品は進行役を3人にして誇張されたキャラクターの掛け合いで面白く読ませる工夫をしていると思います。特に引っ掻き回す役の姉を配することでドタバタ劇の面白さを加えていると思います。 一方で事件やその背景にある幽霊話は暗いもので、ブラックな物語の締めくくりも、ピリリとアクセントが効いています。 最近レビューした別のライトミステリに比べると、ドタバタ劇とブラックさを組み合わせて、両者をそれぞれ際立たせる構成で物語作りのうまさに差を感じました。 | ||||
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自称サイキック探偵の芙二子が、三人姉妹の妹・三紅を巻き込んで依頼された事件の解決を目指す。 そこに不動産会社の神凪の出現。三紅と神凪が力を合わせると聴覚と視覚に解決の鍵が表れる。 世の中には、いろいろな恐怖症がある、ということを羅列してくれるが、 カタカナでは記されても、全く判らない。 勉強ができそうにない芙二子が列挙しまくるもの、ぴんとこないことに拍車をかける。 とはいえ、作品は幽霊より、地縛霊より、やはり人間が一番怖い、ことを、やんわりと的確に描いている。 ホラーの怖さではなく、人間心理の屈折も頁をめくる手を止めさせない。 自称サイキック探偵の芙二子は、五月蝿くて、鬱陶しくて、目障りで、 消えてくれ!と思わなくもないが、事件を拾ってくる役回りなので諦めるしかないのか…。 3時間弱。夜中に読んでも大丈夫、だと思われる。 | ||||
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