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煙か土か食い物



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【この小説が収録されている参考書籍】
煙か土か食い物 (講談社ノベルス)
煙か土か食い物 (講談社文庫)

煙か土か食い物の評価: 7.57/10点 レビュー 7件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.57pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全2件 1~2 1/1ページ
No.2:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

『煙か土か食い物』 舞城王太郎

とにかくめっちゃくちゃカッコイイ----!

このノリ、スピード感、圧力についていけない人は嫌いかもしれません。
だだーーーっと読んで、あれっ今息するとこなかったけど、あれっ句読点ない!
っていう、なんとも個性的な文章なんだけど、登場人物のキョーレツさ、かっこよさ、
どつきあい描写のすさまじさは、読んでて手がグーになることうけあい!!
いっぱい人をどつき倒した挙句
「降りかかった火の粉を払っとるだけや」 ってもう素敵すぎるし。

本年度手に取った本のうち、最高オブ最高な一冊です。

さくらちゃん
DOHYXH2J
No.1:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

一気読み必死!!!

修学旅行のバスの中で読んだのだが、独特のスピード感溢れる文体に惹かれ、テンションが異常なほどに上がり、ページをめくる手が止まらない止まらない。そのままバスの中で一気読みし、恐ろしいほどの爽快感と謎の放心状態(いい意味で)が読後も続いていた。
なんたって主人公がいい。腕利きの救命外科医である奈津川四郎。彼が福井に降り立ってから壮絶なる血と暴力のドラマが幕を開け、眩暈がするほどの凄まじいスピードで物語は進む。まるで獲物を追うチーターのように。そしてぶっ飛んだ(これもいい意味で)トリックの凄まじい破壊力。まるでフランシス・ベーコンの絵画のように。
長くなってしまったが、非常に面白い小説である。

夜光虫
OS94C33E

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