くっすん大黒
- 異次元 (22)
※タグの編集はログイン後行えます
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点0.00pt |
くっすん大黒の総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
現在レビューがありません
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
冒頭はファンタジックで良かったけど途中から退屈になった。平凡 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
町田康の初期作品は名作揃いだと思う くっすん大黒、けものがれ、屈辱ポンチ、人間の屑、告白 何度読み直しても面白い しかし、売れてからつまらなくなったのが残念 ハングリー精神がなくなってしまったのだろうか? | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
初めて、町田康の作品を読みました。 正直あまり期待して無かったですが・・・ 面白いです。 乱暴に評価すると、中島らもに、この作品は近いかと思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
"もう三日も飲んでいないのであって、実になんというかやれんよ。ホント。酒を飲ましやがらぬのだもの。ホイスキーやら焼酎やらでいいのだが。あきまへんの?あきまへんの?ほんまに?一杯だけ。あきまへんの?ええわい。飲ましていらんわい"2002年発刊の本書はリズムカルに切ない著者デビュー作にして、野間文芸新人賞、ドゥマゴ文学賞受賞作。 個人的に著者の本は映画化もされた『パンク侍、斬られて候』谷崎潤一郎賞受賞の『告白』と読んできましたが。デビュー作は未読だったので、今回ようやく手にとりました。 さて、そんな本書は働くのがふと嫌になって酒浸り。そりゃあ嫁は出ていくし、金はなくなる。となった自称・元紅顔の美少年、現大黒似の自堕落な男が、イライラして目に入った五寸ばかりの大黒を捨ててしまおうとウロつくうちに珍道中が始まる『くっすん大黒』うどん屋で傍若無人に振る舞う女子バイト仲間を殴りつけてガス(設備)が使えない部屋に逃げ込んでいた男が知らない男の遺灰を届ける旅(バイト)にでる『河原のアバラ』の2作が収録されているのですが。 最初に引用した『くっすん大黒』の冒頭からの大阪弁テキストで【印象や感想がはっきりわかれる】気もしますが。著者と同じく大阪でもミナミ、南部に愛着があり、またテキストを声に出す。といっても耽美的な朗読会や、子ども向けの読み聞かせというより、パンク的な声出しシャウトも企画する私にとっては【一人称カメラのミュージック・ビデオ(ただしアングラ)を眺めているような気持ちよさ】が本書にあって、ひたすらに最高でした。 と、自分で先に書いといて何ですが。とはいえ【大阪弁テキストの魅力だけでもなく】あと書きで三浦雅士も『梶井基次郎の檸檬』と比較しているように"血湧き肉躍る(ハーレム)展開や、伏線が緻密に張り巡らされ回収される。あるいは読んでいると、そうだ!夢はいつか叶う!→サロンに入ろう!(以下略)といった本のジャンルとはまた違う"【純文学の流れを著者が下敷きに書いている】のは明らかであり『内容がない』との指摘に関しては流石に的外れではないだろうか?と思うと同時に、古典文学好きの一人としては"やはり受賞は納得"と、その後の著者の活躍も含めて、デビュー作の本書の凄さを実感したり。 思わず声に出したくなりそうな、魅力的なテキスト、大阪弁好きな誰かへ。また古典文学好きにもオススメ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
期待感一杯で読み始めたが、まるで期待外れだった。 私には全く合わない。前半で読むのをやめた。 こんな作品が賞を取ったり評価が高い理由が私には分からない。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 63件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|