ブエノスアイレス午前零時



※タグの編集はログイン後行えます

【この小説が収録されている参考書籍】
オスダメ平均点

0.00pt (10max) / 0件

8.00pt (10max) / 1件

Amazon平均点

3.11pt ( 5max) / 18件

楽天平均点

3.11pt ( 5max) / 14件

みんなの オススメpt
  自由に投票してください!!
0pt
サイト内ランク []C
ミステリ成分 []
  この作品はミステリ?
  自由に投票してください!!

0.00pt

0.00pt

0.00pt

0.00pt

←非ミステリ

ミステリ→

↑現実的

↓幻想的

初公開日(参考)1998年07月
分類

長編小説

閲覧回数1,599回
お気に入りにされた回数0
読書済みに登録された回数1

■このページのURL

■報告関係
※気になる点がありましたらお知らせください。

ブエノスアイレス午前零時 (河出文庫)

2014年10月07日 ブエノスアイレス午前零時 (河出文庫)

雪深いホテル。古いダンスホール…地方でくすぶる従業員カザマは、梅毒と噂される盲目の老嬢ミツコに出会う。ある夜、孤独な彼がミツコを誘い二人でタンゴを踊る時、ブエノスアイレスにも雪が降る。ベストセラーとなったリリカル・ハードボイルドな芥川賞受賞作。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点0.00pt

ブエノスアイレス午前零時の総合評価:6.22/10点レビュー 18件。Cランク


■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

現在レビューがありません


※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.18:
(1pt)

無理やり拵えた物語

無理やり拵えた感がつきまとう物語でした。
ブエノスアイレス午前零時Amazon書評・レビュー:ブエノスアイレス午前零時より
4309012337
No.17:
(1pt)

カタカナ言葉と痴呆で読者を煙に巻く作品

「ブエノスアイレス午前零時」とは,いやにしゃれたタイトルだなと思ったら曲名だったのですね。てっきり南米のブエノスアイレスで午前零時に何かが起きるのかなと想像していました。ブエノスアイレスはいいとして,「午前零時」の意味が作中で説き明かされるのかと思いきや全く出てきません。音楽,中でもタンゴなどの知識がない人にとっては,何これと思ったことでしょう。わたしもそうでした。作品中にカタカナが出てくるたびにネットで検索しました。特に後半は,カタカナ言葉のオンバレードです。もしこのカタカナ言葉を抜いてしまったら,この作品はスカスカではなかったかと思いました。一般の読者は,南米の曲やダンスなどについてそんなに詳しくはないでしょう。カタカナ言葉が出てくるたびにイライラして煙に巻かれたような感覚を持ちました。また,あともう一つ登場人物のミツコは痴呆として描かれています。痴呆という言い方は,今では認知症と置き換えられます。ミツコは,物忘れや現実と空想とがごっちゃになっているところが描かれています。この作品はミツコの言動とそれに対するカザマの応答が作品の基軸になっています。ミツコの言動にわたしたち読者はだれも反論できません。触れられません。ただ,近くから見ているだけです。なぜなら痴呆という特質からの言動ですからどうしようもありません。書いてあるとおり「ああそうなんですね」としか言いようがありません。作者は,敢えて痴呆の人を登場させることによって読者に文句を言わせないように仕組んだのでしょうか。
ブエノスアイレス午前零時Amazon書評・レビュー:ブエノスアイレス午前零時より
4309012337
No.16:
(3pt)

日常に倦んだひねくれた男が主人公なので、そこに入り込めれば面白いかもしれない

雪深い山中の温泉宿で働く男と認知症の老女のお話。芥川賞選考委員の評価は高かったが僕の読解力では難しかった。表題作と併録されている『屋上』も、日常に倦んだひねくれた男が主人公なので、そこに入り込めれば面白いかもしれない。
ブエノスアイレス午前零時Amazon書評・レビュー:ブエノスアイレス午前零時より
4309012337
No.15:
(4pt)

何とも言えない閉塞感

雪深い温泉宿で働く、都会から故郷に戻ってきた男・カザマ。鬱屈したものを抱えながら、毎日同じルーティーンを繰り返す。
 その中で、都会の空気をまとってやってくるダンスサークルの、熟年の男女。本来なら未練の残る都会の雰囲気を感じることができるはずなのに、男は嫌悪しか感じない。その象徴が盲目の老女・ミツコ。震えるほどの嫌悪を感じながら、カザマはダンスに誘う。旅館のスタッフだから、というだけではないのだが。
 「ブエノスアイレス午前零時」というピアソラの曲が、カザマが感じる閉塞感をさらに助長する。さすがは芥川賞受賞作。
ブエノスアイレス午前零時Amazon書評・レビュー:ブエノスアイレス午前零時より
4309012337
No.14:
(4pt)

わざと書かない作者

全体的に書き過ぎということがなく、極めて抑制の効いた、乾いた文体で書かれている。特に 屋上 という小説は、作者が意図的に語り手の名前や具体的な来歴を全く書かない。個人的には好きな書き方だった。書かれていない部分について、少し考えたり。そういう楽しみがある。
藤沢さんは わざと書かない。
良くも悪くも 表層の戯れ というものが流行っていた頃の小説である。
ブエノスアイレス午前零時Amazon書評・レビュー:ブエノスアイレス午前零時より
4309012337



その他、Amazon書評・レビューが 18件あります。
Amazon書評・レビューを見る     


スポンサードリンク