花腐し
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〇 ひとつは風情ある作品名に惹かれ、もうひとつは詩人松浦寿輝が書いた小説ということで、どれどれと読んでみた。作品名のようにじめじめと雨が降り続いているような雰囲気が充満した物語。それでいながら文体にはジメついたところがなく、さらりと爽やかだ。この文体が魅力かなと思った。 〇 ストーリーは、倒産の瀬戸際に追い込まれた40男が、たまたま知り合った同じように風変わりな男と交流し、同時に昔の同棲相手との生活を思い起こすというもの。情緒があって叙情的だとも言えるし、すべてが男に特有の身勝手な幻想だとも言える。作者には主張したい思想があったわけではなく、こうした気分を描きたかったのだろうと思う。そうだとすれば成功している。 〇 とは言え、これはひとむかし前の古びた叙情だ、デジタル時代には振り向かれないだろうなと思ったのだが、なんと2023年に綾野剛・柄本佑で映画化されたというではないか。こういう気分はまだ受け入れられるのかな? | ||||
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昨年末に『巴』を読んでからこの作者にはまってしまい,これが5冊目.これも良かったので,さらに『そこでゆっくりと・・・』を注文してしまった.中毒症状ですな(笑). | ||||
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欲しくて探していた商品だったのですが期待通りで 大変満足しています | ||||
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「ひたひたと」 「花腐し」 の二編からなります。 「ひたひたと」 は全く理解できません。なんじゃこりゃ。 「花腐し」 こっちの方は、題材が分かりやすくなっているんですけど、結局良くわかりません。題材がその辺に転がっている分、印象が減ります。 特に目新しい主題と言うわけではなく。 まぁつまるところは良くわからんということです。 良くわからん小説群の中では、いまいちですなぁ。 良くわからんけれども心に残る、と言う小説ではない。 でもこの人東大教授でしょう? 仕事なのこれ? 業務時間中に小説書いてんじゃないの? この印税どうなってんの? 大学に還元してんの? その辺ちゃんとしてたら星二つくらいあげてもいいけど、そう言う情報も全くなさそうなので、迷わず星一つ。 | ||||
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2000年以降に芥川賞を取った小説を今さながら買い求め読んでいるが その中でも心に残った作品のいくつかの一つだ アパートの追い出しをかけに訪れた部屋で居残る住人と追い出す側の主人公・・・ ほんの半日の物語だ・・・ 空っぽになったときに本当に見えるのが「心の花・・・・」 もちろん自分自身が空っぽの奥深い境地など垣間見えないだろうけど そこまでにいく心象風景・・・ 自分の一言が恋人を死なせた考える主人公・・・・ 素晴らしい作品だと思います | ||||
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