(短編集)
最後の息子
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点6.50pt |
最後の息子の総合評価:
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全2件 1~2 1/1ページ
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1997〜98年に雑誌掲載された3編の短編を収めた、吉田修一の初期作品集。高校生、大学生、ヒモ暮らしというモラトリアムな状況を生きる若者の日常を描いた青春小説である。 | ||||
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water感動しました。ミステリーではないけど、たまに触れる青春モノって良いですよね。消化不良の部分もありましたが。 | ||||
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面白いのでお勧めです。 | ||||
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頭の中に残らない本でした | ||||
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「最後の息子」は現代の若者らしさがよく描かれていると思った。年寄りの私には想像もつかない生活だが、テレビなどにも似たようなドラマがあるし今の時代の一面だろうと思う。 一番好きなのは「water」で若者の純情で熱い思いが伝わってくる。爽やかな青春賛歌。 本を読むとすぐ人に貸してしまうので今手元になくて題を忘れてしまったが、男3人所帯の物語も心に残っている。年代の相違を超えて印象に残った短編集である。 | ||||
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表題作の「最後の息子」は、何回も読めば読むほど訳が分からなくなっていく奥深い作品だと思われる。ぼくと閻魔ちゃんと大統領とMKとマリネさんと佐和子と母親と父親と右近と朋子などなど、キャラの濃い人間たちがたくさん登場してきて、面白い作品だと読み初めのころは思っていた。しかし、何回も読んでいくうちに、このはなしは、きのうの夜母が突然新宿のホテルに家出してきて、佐和子を呼び出すはめとなり、三人で食事して、閻魔ちゃんを呼び出そうとするのだが......、その後、ぼくは部屋に帰り閻魔ちゃんの置き手紙を読んで、これまで閻魔ちゃんと一緒に撮ってきた全てのビデオを丸一日かけて観るということに私は気付くこととなった。この丸一日しか時間は経っていないことを、吉田修一という作家は、ビデオをとおして観た風景とそれに付随する風景というとても長い時間をほぼ全体の紙面を割いて描写している。「最後の息子」という言葉も、終わりに出てくる閻魔ちゃんの置き手紙の中にある言葉だ。この小説は、深く読むと非常に難しいように思われる。一見、読み易い言葉に誘われて読んだ気になるのだが、区切り区切りで、考えさせられる文章や言葉が沢山あるように思われる。この小説を完全に理解するのは、至難の業だと思われる。 | ||||
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初期の吉田作品というジャンルになると思う 文体は軽く、群像劇で青春 所々に人間の暗部がある 内容というより作者の瑞々しさが感じられて気持ち良かった あまり落差のある話は苦手という人にはいいかも知れない Waterは本当に青春って感じで水泳部で過ごした人にお勧め 表題作より良いかもしれない こういう瑞々しいのも書ける多才さは吉田修一ならでは | ||||
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