路(ルウ)



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    路(ルウ)
    路 (文春文庫)
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    初公開日(参考)2012年11月
    分類

    長編小説

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    路 (文春文庫)

    2015年05月08日 路 (文春文庫)

    台湾でも大反響! 国を越え、溢れる想い 台湾に日本の新幹線が走る! 巨大プロジェクトに、それぞれの国の人々の個々に抱いてきた想いが繋がる。確かな手触りの感動傑作! 1999年、台湾~高雄間の台湾高速鉄道を日本の新幹線が走ることになった。 台湾新幹線開発事業部に勤務する多田春香は、正式に台湾出向を命じられた。春香には大学時代に初めて台湾を訪れた6年前の夏、エリックという英語名の台湾人青年とたった一日だけすごし、その後連絡がとれなくなってしまった彼との運命のような思い出があった。 1999年から2007年、台湾新幹線の着工から開業するまでの大きなプロジェクトと、日本と台湾の間に育まれた個人の絆を、台湾の季節感や匂いとともに色鮮やかに描いた、大きな感動を呼ぶ意欲作。 「生きる感触を伝える物語の力」「国境を越える絆を描く傑作」「戦後文学の終焉、新しい感動を味わわせてくれる必読の小説」と各紙誌で絶賛された傑作長編。(「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.50pt

    路(ルウ)の総合評価:8.75/10点レビュー 132件。Bランク


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    全2件 1~2 1/1ページ
    No.2:
    (7pt)

    日本と台湾を繋ぐもの(非ミステリー)

    台湾新幹線の建設に日本が応札し、7年の歳月をかけて一番列車を走らせるまでの軌跡と、建設にたずさわった人物の人間ドラマを描いた長編小説。そこにさらに日台の市民の歴史を絡めることで、単なる「プロジェクトX」ではない完成度に到達したエンターテイメント作品である。
    商社の台湾新幹線事業部に勤務する、入社4年目の多田春香は受注が決まったプロジェクトに参加するため台北に赴任した。やりがいのある仕事に情熱を燃やす春香には、6年前に初めて台湾旅行したときにエリックと名乗る学生と出会った思い出があり、ひょっとして再会できればという淡い期待も抱いていた。事情を知った台湾人の同僚の尽力でエリックのその後を調べてみると、なんと彼は日本で就職しているのだった。お互いの国を入れ替えた二人は、それぞれの事情を抱えながら不器用な関係を続け、7年の歳月をかけた台湾新幹線が開通したとき、新たな路を走り出すことになる。
    ビッグプロジェクトの成功への軌跡を追いかけながら、現在を生きる二人に加えて、青年時代まで台湾で過ごした日本人の老人により、時代と国を超えた人々のドラマが生き生きと描かれて行く。ビジネス小説ではなく、しっかりと読み応えがあるヒューマンドラマである。また、日本ではあまり知られていない台湾人の思考や行動の様式が優しいまなざしで描かれているのも、読後感を爽やかにしている。
    吉田修一がカバーする分野の広さを示す一編として、すべての吉田修一ファンにオススメしたい。

    iisan
    927253Y1
    No.1:
    (8pt)

    路(ルウ)の感想

    台湾での新幹線導入に向けての育成を軸に、複数の人間ドラマと日台の関係性が凝縮されたストーリーです。切ない部分がありながらも心温まる内容だと思います。

    kmak
    0RVCT7SX
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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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    No.130:
    (5pt)

    台湾にいきたくなる

    台湾の新幹線に乗りたくなります
    路 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:路 (文春文庫)より
    4167903571
    No.129:
    (4pt)

    新幹線開通に関係する人々のドラマ

    新幹線開通までの時間を通して、様々な人のドラマを描く。展開が急だったり、流れが不自然だったりするところもあるが、そういう人間ドラマがあったのだろうと想像させる秀作。
    路(ルウ)Amazon書評・レビュー:路(ルウ)より
    4163817905
    No.128:
    (4pt)

    グローバルな作品

    著者の海外ものをこれからも読んで行きたいと感じた。
    グローバルの素晴らしさを再確認できた。
    台湾鉄道開発について、感じることができる。
    ヒーローの建築家としてのキャリアをもう少し描いて欲しかった。
    路(ルウ)Amazon書評・レビュー:路(ルウ)より
    4163817905
    No.127:
    (5pt)

    ドラマが先でした

    NHKのドラマをみて原作が読みたくなり入手。ちょうど台湾の出張も重なり、新幹線に乗りながら読むのも最高でした!
    路(ルウ)Amazon書評・レビュー:路(ルウ)より
    4163817905
    No.126:
    (4pt)

    誰もが感動する

    台湾人と日本人との感動的な交流。親友にして恋敵に思わず「二等国民」という語を使ってしまった勝一郎のエピソードがこの物語の僅かなスパイスにはなっているが、総じて、みんないい人たちだ。そういう作品なのだといってしまえばそれまでなのだが、それでいいのかな。吉田修一の筆力はそれにしても素晴らしい。人物群が目に見えるように躍動している。
    路(ルウ)Amazon書評・レビュー:路(ルウ)より
    4163817905



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