ひなた



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初公開日(参考)2006年01月
分類

長編小説

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ひなた (光文社文庫)

2008年06月12日 ひなた (光文社文庫)

新堂レイは有名ブランドHに就職したばかりの新人広報。彼女は、海で偶然再会した同級生の大路尚純と昨年夏から付き合っている。尚純は大学生。彼が両親と暮らす文京区小日向の家で、兄夫婦が同居をし始めた―。それぞれが関わり合って淡々とした日常を紡ぎだす。お互いに踏み込むことのできない「聖跡」を抱えながらも―。四人の視点で「春夏秋冬」を描き出す。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.00pt

ひなたの総合評価:7.56/10点レビュー 27件。Cランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(4pt)

ひなたの感想

ストーリーの柱として平凡な日常を描いた作品。桂子だけにイラつきを覚える作品。

kmak
0RVCT7SX
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

幸せな顔のために飲み込むものの苦さ(非ミステリー)

某ファッションブランドの広報部に入社した新人・レイ、レイの恋人の大学生・尚純、尚純の兄で新婚の浩一、浩一の妻でファッション雑誌編集者の桂子、20代前半から後半の4人の生活と関係と秘めたるものの一巡りする春夏秋冬の変化を、それぞれの視点から描いた、雑誌連載小説。掲載媒体が女性誌ということで舞台設定はファッショナブルだが、小説の中身は脆くてほろ苦い、吉田修一ワールドである。
人間の日常に潜む優しさとズルさの両方が丁寧に描かれていて、読者は思わず登場人物の誰かに共感を寄せている自分を発見するだろう。ストーリー展開の面白さに囚われず、じっくりと文意を味わいながら読むことが好きな方にオススメしたい。

iisan
927253Y1
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.25:
(2pt)

ありふれた四人の日常生活の話し

本当に、『悪人』や『怒り』を描いた吉田修一なのか、と思わせるような作品だ。熱い思いを綴る場面はまったくなく、どこか冷めたような心情で、四人のありふれた日常生活を淡々と綴られている。話しに盛り上がりや変化がない分、読んでいてあまり面白くない。特に、男性には向かない本だ。
何故、それぞれ四人の春、夏、秋、冬、計16通りの話しを描いたのか?作者の意図がよく分からない。
ひなた (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:ひなた (光文社文庫)より
4334744281
No.24:
(4pt)

ひなた

新堂レイは、誰もが知っているブランド、Hの広報に就職したばかりの新卒。昨年、元同級生の大路尚純と偶然再会して付き合い始めた。尚純は一浪でまだ学生、文京区小日向の実家に家族と暮らしている。その実家に兄浩一と兄嫁の桂子が引っ越してくるという。兄嫁はファッション誌の副編集長だ。浩一には離婚しそうな友人、田辺がいる。田辺はいつも日曜の午後浩一に電話をかけてきては浩一を連れ出していく…。
ひなた (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:ひなた (光文社文庫)より
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No.23:
(4pt)

女性の居場所とは?

働き続けるにしても、主婦になるにしても、女性の居場所には何らかの理由がいるらしい。常日頃から抱いているのではなく、ふとした瞬間に足元が揺らぐのかもしれない。日常の淡々とした物語の中、ちょっと斜めからの思考が入る物語は大好きだ。みんなの居場所が「ひなた」であってほしいとのタイトルだろうか。
ひなた (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:ひなた (光文社文庫)より
4334744281
No.22:
(3pt)

吉田修一さんらしくない

吉田修一さんの作品が大好きでほとんどの作品は拝読しましたが、「ひなた」は吉田修一さんらしくないような、違和感を覚えました。
女性誌「JJ」に連載されていたということで、吉田修一さんなりに「キラキラ女子」を起点に試行錯誤して書かれたように思いました。
ただ、主人公の位置にいる新堂レイの活躍ぶりは少々無理があるような..そんなにとんとん拍子にいくものですかね..
(そして「夜叉姫」が出てきた瞬間に引いてしまったのは私だけでしょうか。。)
新堂レイ以外の3人の視点のお話はまだ吉田修一さんらしさも垣間見え、スラスラ読み進めましたがましたが、新堂レイのパートだけ読むのが苦痛でした。ごめんなさい。。
ひなた (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:ひなた (光文社文庫)より
4334744281
No.21:
(4pt)

軽く読むのはもったいない。

ビートルズでいえば、ノルウェイの森、みたいな。好きになると憑りつかれるような深い作品。すべての章がそれなりの毒をはらんで重くて深い。不義の子供、不倫を重ねる妻、何も知らない哀れな男二人、前途明るく見えるけどそれではすまなさそうな彼女。それぞれの闇、濁り、澱み、そして救い。大なり小なりこういうものを抱えて生きる現代の男女、でも、どこか他人事のような醒めた目線で傍観する危うさと怖さ。やっぱりこの作者は一筋縄でいかない心の機微を描くのが上手い。階段に座って、幸せでいるって幸せじゃない、みたいなことを考えるお母さんの心。これを理解するだけでも数日かかるでしょう。それだけ、味のある小説です。
ひなた (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:ひなた (光文社文庫)より
4334744281



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