初恋温泉
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.00pt |
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短編集 | ||||
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2004年〜05年に雑誌掲載された連作短編集。連作とは言っても、温泉を舞台にした男女の物語という共通点があるだけの独立した5つの話である。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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〇 温泉旅館を舞台に、そこに泊まる男女を描いた短篇が5編。温泉旅館の紹介文としては申し分ないくらいそれぞれの宿の様子や良さは書き込まれている。 〇 問題はそこで展開される男と女の物語だ。各篇ごとに一応は「なるほどね」と思うようなテーマが仕込まれている。たとえば、業務成績が自己目的化すると人を苦しめる、事業が成功しただけでは妻は幸せになれない、不倫をすると配偶者をいっそう意識せざるを得ない・・・などなど。 〇 ただし、わたしが間違っていれば謝るしかないのだが、作者はこうしたテーマを書きたくて小説を書いたわけではなく、小説を書かなくてはならないからその風味付けとしてこれらのテーマを考え出したと思えてならない。文章も限られた時間で書き流したように型にはまったありきたりの表現ばかり。ハッとするような鮮烈な言葉は、残念ながら見当たらない。つまり、この作品集は吉田修一が思いと力を込めて書いた本ではない。 〇 負担にならない軽い読み物を読みたいとき、たとえば空港で待つ時間や車中の時間をつぶしたいときなどには良いと思う。温泉に行く途中の列車の中ならさらに良いかもしれない。それでも最後の高校生カップルの話だけは勘弁してもらいたい。 | ||||
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短編集なので気楽に読める。 高校生のカップルが温泉旅行に行く話が良かった。 | ||||
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それぞれの物語が、過去の自分の思いと重なるところがあり、或る意味懐かしさすらおぼえる。 | ||||
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温泉に泊まる5組の男女の恋愛小説集。 突然妻に別れ話を切り出され、とまどう夫。雪の一軒宿の謎めいたカップル。初めて恋人と温泉旅館に泊まる高校生。熱海・青荷・黒川ほか、日常を少し離れた温泉宿で繰り広げられる男と女の風景。 | ||||
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配偶者との関係を見直そうかなと思いました。 話としては、そんなに面白いわけではありませんでしたが、そういった気づきはありました。 | ||||
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