(短編集)
春、バーニーズで
- ドラマ化 (237)
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春、バーニーズでの総合評価:
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全2件 1~2 1/1ページ
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吉田修一のデビュー作「最後の息子」のその後をファンタジーのような、リアルなような浮遊する世界観で描いた連作短編集。途中に挿入されているモノクロ写真が示唆するようにカルチャー雑誌のエッセイのような心地よさと冷たさを持った物語である。 | ||||
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切なくて儚い感じ? | ||||
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吉田の軽妙な筆力、ついあの日の事を思い出させてくれる。そんな作品。「最後の息子」を読んだ後に読むのをお勧め。 | ||||
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素敵な内容 | ||||
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短編集。「春、バーニーズで 」のみ、読み応えがあったが、それ以外は書く意味があるのかよく分からなかった。 サラリーマンが日常ふと思いそうなことを書きました、という感じ。 特に何も起こらない系ならば、日常の体験により深みが増すような方向性が妥当な気がするけれど、描写は薄っぺらく、内容は単純だし、これを読んでも私の日常体験に深みが増すことはない小説だなと思った。 あと、カバーはいいけど、中身のデザインセンスが悪い。予算と時間がなかったのかな。装丁と写真と文体の統一感のなさが、余計に三文小説を演出している。ここで、この大きさで、この写真でてくると想像力がかき消されてしまうな、、、という体験がしばしば。 むしろ写真がないか、もう少し考えられた装丁であればより良かったかもしれない。 文はすらすら読めるので、暇つぶしに最適。 春、バーニーズで は、男女の間に中性的な存在が入り込むことで、日常から宙に浮いたような、説明できない不思議な体験。シンプルな話なのに、中性的な存在がいるだけで話の構造が複雑になる感じがおもしろかった。 | ||||
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平凡だが幸せな日常を過ごす主人公。簡単に人には言えないような過去を抱きながらも、それを受け入れつつ毎日を消費している彼だけど、ふと「今とは違う人生があったのでは…」という考えに取り憑かれ、日常から逃避する様子が極めて自然に、さり気なく書かれている。このような「さり気なさ」が吉田修一の凄さだと思います。誰しもが抱いたことのある日常からの逃避を求める気持ちや、ふと襲ってくる一抹のセンチメンタルな感情が刺激されます。 個人的に、最終章の楽園が大好き。明確に誰とは書かないので読者はさまざまな解釈ができます。私も、かつて心を通じ合ったものの、今では別の時間を過ごしている誰かに思いを馳せてしまいました。 ホントに吉田修一はすごい作家です…。良質な読書体験が味わえました。ありがとうございます。 | ||||
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最後の息子といい吉田センセの初期のフワッとした東京のお洒落感漂う文章は、なんともいえず江國さんのようなバブル臭がしてきます。 | ||||
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