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(短編集)

最後の息子



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【この小説が収録されている参考書籍】
最後の息子
最後の息子 (文春文庫)

最後の息子の評価: 6.50/10点 レビュー 2件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.50pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(7pt)

汗がみずみずしい、初期短編集(非ミステリー)

1997〜98年に雑誌掲載された3編の短編を収めた、吉田修一の初期作品集。高校生、大学生、ヒモ暮らしというモラトリアムな状況を生きる若者の日常を描いた青春小説である。
3作品それぞれに舞台設定は異なるものの、何ものかをつかもうと生真面目に生きている、でも世間的には不器用な青春がリアルに、ファンタジックに描かれていて甘酸っぱい読後感を残す。
吉田修一の歩んできた小説世界を知る上で、吉田修一ファンには欠かせない作品といえる。

iisan
927253Y1

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