ピストルズ
- ディストピア (15)
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シンセミアが面白かったので、神町シリーズ第2弾ということでオーディブルで聴取。 シリーズといっても舞台が神町というだけ、一部登場人物が再登場するだけで全く別ジャンルのストーリー。 最初から最後まで、低い位置で安定したつまらない読み物。 自分には合わなかった。 こういうのが好きな人は好きなのだろう。 | ||||
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シンセミアのような、町中の群像劇とはうってかわって、ここでは一族の歴史というようなものが語られていきます。 その歴史は幻想と現実がいりまじった協奏です。 シンセミアと同じく、これまた多様な読みを可能にする大きな寓話。素晴らしい作品です。 | ||||
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読んでいてドキドキしてしまうのは、この著者の力量の凄まじさによるのでしょうね。 著者の過去作品をも包含していく物語には、胸が熱くなります。 ラストも気になりますね。次作オーガ(ニ)ズムを予見させます。 | ||||
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徹底して表層的。 | ||||
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人気作シンセミアの続きですが、シンセミアはアメリカから流れてきた利権と政治とロリコン警官同盟と、それに対抗するフリーター盗撮集団が衝突して街が壊れましたとかでキツイので、今度は女性のみなさんなんとかしてほしいですという感じか。女性ばかりの一族が裏山に竹の子を取りに行くとか、ヒーリングサロンをやっているとか、前作の続きで読むと白すぎて肩すかしです。 女子向けか、よくわからないけど、シリーズものということで、多分意図的に文体とか扱うテイストを変えたようですが。A面、B面で全然違うというか。 監視はヒーリグサロンみたいな内面性にどこまで食い込めるのか、みたいな監視ディストピアを扱うジョージ・オーウェルの1984に似たテーマはあるかもしれません。 女性だと、カメラの被写体にされる人はもう負けてるんだよ、ニュートラルなポジションには立てない、とかいうのはよくあります。 センシミアの町の男は、互いの下半身をあばきあって自滅しましたが、 女同士よりあつまったときに、自分の浴室などをのぞかれかねない、監視カメラを、互いに利用するかどうか。 その間に男は男社会を維持する陰謀を巡らせたりするので、使わないという仮定は甘いです。 女は男性とのピロートークを拾う能力、女性同士の井戸端会議というツールを持ち、本書は、そこへ忍者というアナクロなツールもでます。 家系図が付いていて、源氏物語とか、マルケスの百年の孤独とかが好きな人向けか。ピストルズは雄蕊、男性は種に過ぎない、という諦観か。 で、ケンカの原因をつくる男性が、あんまりいないです。女性の花園を汚すセクハラ男には、天誅が下ります。 男がクズで女が女神なんて都合の良い世の中は無いので、遺伝的特質や環境が同じなのだから、女性も男性と同じだけの割合、クズ化も神化もし、この本は、女性陣がゆるすぎて、刺激が足りん、と思うのですが、それで彼は女性の本能を暴く、桐野夏生などをリスペクトしているようですが、自書へ取り入れることはしないようです。 こういうものを書いている、東紀之とか阿部和重はロリコンのオタク属性なんだろうか。消費者戦略上、そういうのを装っているだけなのか。情報オタクは恐怖心が強く、本当にそうかもしれないですが。 | ||||
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