プラスティック・ソウル



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    初公開日(参考)2006年03月
    分類

    長編小説

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    プラスティック・ソウル

    2006年03月11日 プラスティック・ソウル

    アシダイチロウ、イダフミコ、ウエダミツオ、エツダシン。彼らが出版社から受けた依頼は、共同創作によりひとつの作品を生み出してほしいというものだった。眩いばかりに鏤められたさまざまな記号、めまぐるしく転換する話者、妄想はやがて狂気へとむかう―。世紀末東京を舞台に描かれた阿部文学の真髄に迫る、幻の小説。 (「BOOK」データベースより)




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    No.6:
    (3pt)

    タイトル負け

    Jブンガクなるもの(?)の代表作家に祀り上げられた著者の、初の連載小説。

    雑誌編集者からゴーストライターの競作を依頼された男と、その周辺を描いているのだが、主人公の暴走するがごとき妄想で、物語の始まりも終わりもない。

    アイデンティティの問題は著者の他の作品の根底に見て取れる。しかし、本作品は書き連ねることの苦痛しか感じることしかできなかった。いくつかの印象的なシーンも、上手く活きておらず、ドラック漬けのジャンキーの戯言に陥っているように思える。

    プラスティック・ソウル=偽物の魂は、ソウルシンガーがミック・ジャガーを揶揄した言葉だが、作品内容はタイトル負けしている。
    プラスティック・ソウルAmazon書評・レビュー:プラスティック・ソウルより
    4062102609
    No.5:
    (3pt)

    残念

    後半に差し掛かったあたりで不安にかられたが、案の定中途半端に終わってしまった。限られた世界観ながらも途中まではそれなりに読めただけに、残念だった。
    プラスティック・ソウルAmazon書評・レビュー:プラスティック・ソウルより
    4062102609
    No.4:
    (5pt)

    天才

    だとは思う、素直に。実験的色合いが強いですね、連載小説という意味あいにおいて。

     自分を分裂させて、客体として自己を見つめる。阿部和重がデビュー以来もっとも一生懸命取り組んできたことです。分裂しきれていない客体、みたいなものといえばいいのだろうか。

     語り手、というか、一人称というか、誰の視点か、というかが際限なく分裂していく。おまけにドラッグやニワトリなみの記憶力のせいで、話の展開や人間がことごとくずれていく。

     主人公はやんでいるが、結局その病は癒されることはなく、まるで世界の崩壊を思わせるようなラストシーンまでぐるぐるぐるぐる突き進む。やっぱり阿部和重はいいです。
    プラスティック・ソウルAmazon書評・レビュー:プラスティック・ソウルより
    4062102609
    No.3:
    (4pt)

    批評性よりも同時代性

    『グランドフィナーレ』以来なので1年半ぶりくらいに阿部和重の小説を読んだ。けれどこれは『シンセミア』よりも以前に書かれたようだ。特に彼の分岐点とかって言われるような作品のようだけど、それほど分析的に読むわけではないので気にしない。

    そもそも「主体の分裂」など、彼の批評性に注目した書評は多いけど、何故そうなってしまうのかよく分からない。確かに語り手が突然変わったり、二重に話していたり、トリッキーな構成は目立つ。けれど小説がそれほど行儀の良い書かれ方をされている読み物だとは思えないし、もっと不可解なものも多い。

    むしろ阿部和重の小説は読んですぐに彼の作品と分かるようなスタイルがあって、それを支える形式的な中に批評性があるのだと思う。だから数字がどうの、名前がどうのと記号的な解釈で読み解こうとするよりも、主人公の執拗なまでに過剰な自意識はいったいどれくらい笑えるものなのか、どれくらい普遍的なものなのか、どれくらい時代性に合ったものなのかに興味が湧く。

    ともに大柄なためただでさえ抑圧的に見える編集者二人は、決して控え目とはいえない態度で、そうしたことを告げていった。

    上のような文章などによって、自意識に支配された思い込みによって、限定された視点によって、視覚までもが狭まっていくような閉塞感に、ほんの少し笑みを浮かべてしまう自分はふと思う。「ここ、笑うところでいいんだよね?」。むしろそこが気になる。
    プラスティック・ソウルAmazon書評・レビュー:プラスティック・ソウルより
    4062102609
    No.2:
    (3pt)

    表紙にまで、、、

    表紙にまでプラスチック的にしなくてもいいかな。
    だって読みにくいんだ。
    それに下手したら指を傷つける!切れる!
    そんなうれしくもなデザイナーの創作のための無駄なことするくらいなら価格を下げる方がいい。
    やや高いんだよ、これ。
    内容はいつもの阿部さん。
    だから阿部さんを好む人なら読んで損はない。
    快調?!なあの阿部さんがいます。
    ★3つなのは本らしい装丁が好きなのでツルツル表紙がマイナス。
    プラスティック・ソウルAmazon書評・レビュー:プラスティック・ソウルより
    4062102609



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