(短編集)
ゴランノスポン
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that's町田な表現力、語彙感覚。 だけど一つ一つの物語、全て後味が悪い笑 | ||||
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町田康の作風が好きなかたは楽しめるのかもしれませんが残念ながら私には合いませんでした。 | ||||
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昔のようにゲラゲラ声を出して笑ってしまうような感じは無かった 面白いんだけど前の方がおもしろいように感じる 慣れてしまったのか | ||||
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久しぶりに町田作品を読んだ。2011年刊行の短編集。マチダ氏といえば先ごろの朝日新聞寄稿『正しい感じ感感感』にて、衆院選投開票を前に「それが本質的にどうなのかは別として、なんとなく正しい感じ感みたいなもの」を強く発した人が勝つ、というようなことを書いていたが、この人の世俗を覆う「みたいな感じ感」いう空気感の描写力はすっげーなぁと、毎度のことながら、参る。 収められた全七篇のほとんどが、その「みたいな感じ感」の中でもとりわけ「なんかこの人ヤな感じ感」みたいなんを全面に押し出す。俗にいう厭感。主たる人物の内心が、ぞわぞゎっと切れ間なく立て流されるスタイルはそれこそ「毒吐く」と書きたくなるような独白で付け入る隙のないワールドをぼわゎんっと形成してその痛みをこちらに突きつける。そのイタさというものの多くは、出来うるならば見ないフリをしておきたいところ、つまりは自分の中にある嫌らしくみみっちくて汚い部分なのであって、其に毒されると所詮人間なんて上っ面ばっかしでほんまくっだらねぇよなーポイズン。という気分になる。ほんでこれを読んでそんなぐるぐるした気分がスッキリ浄化されるのかというとそんなこともなく、ぐるぐるしたものはいっそうカオスの渦を巻いてぐぅるぐるとして心を締め付けるのである、アーメン。しかしぐぅるぐぅるとした混沌はクログロとしていながらもときに切なく、そして往々にしてパワフルな破壊力を持っていることは否定しがたく、何かを破壊するという行為が一種の快感を生むという一面もまた誰にも否定しがたいのである、アーメン。押し黙っておれば誰にも気づかれないかもしれない汚濁を曝してみせることで生まれる破壊、の先に無理やり何か救いを見んとする自分の感じに、良くも悪くも人間のという生き物のしぶとさ感を覚えるのである。唯一つ文句つけるなら、冒頭の"楠木正成"だけは吃驚するぐらいオモロなかった。だから最初にこれ読んで「オモロないわ!」と思った人もとりあえずそこをすっ飛ばして次の表題作"ゴランノスポン"までは読んでいただきたい。 | ||||
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短篇集です。 タイトルだけでも笑えます 馬鹿げた設定ですが、現実にあってもおかしくない物語 その中に垣間見える真理にゾッとしました | ||||
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