(短編集)
魚舟・獣舟
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全1件 1~1 1/1ページ
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「華竜の宮」と同じく水没した未来世界を描く短編作品で手頃に読めました。その他の作品たちも独特の世界が印象的でした。 | ||||
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はっきり言って文章は独りよがりで、世界観に全く溶け込めない。登場人物に感情移入もできない。作品の完成度は低く、まったくつまらない。こんなものが商業ベースに乗るから活字離れが進んでしまう。3作目まで我慢して読んだが4作目でゴミ箱に捨てた。 | ||||
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タイトルの物語が、短いと思います。 倍のページ数が、あっても良かったと思います。面白くなってきたと思ったら、終わりだったので、残念です。 あとの物語は、あまり興味がわかなかったです。短編集は、だいたい、最初の物語が、面白いです。あとは、惰性で、読みきるので、しんどいです。 | ||||
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全編、 驚くほどの満足感でした。 しかも今、 文庫の値段を確認したら、 700円以下という安さ。 驚き。 けっこう分厚いのに。 紙がしっかりしてるだけかな? 300ページちょいですが、 最後のほうはけっこう、 握力をつかう厚みでした。 最後の書き下ろしの力作のせいで、 序盤で記憶が鮮明なのは、 表題作のみですが、 夢中で楽しんだという感覚は、 全作品ちゃんと、 感覚としてのこっています。 読みやすく、 そして個性的で、 暴力もちゃんと描かれた、 いかすハードボイルドなのに、 純文学のように感情を揺さぶられ、 ちゃんと設定はSFで、 ちょっぴり怖い話もあって、 もう、どこまで欲張りなのか!! こんな、なんでもありなのに、 ちゃーんと、 全部を使いこなしてるという。 もう、参りました。 この本一冊でファンになり、 上田早夕里さんの文庫は、 全部買うと決めました。 もう、積み本の山が、 やばいことになってます。 嬉しい悲鳴が止まりません。 積まれた本の山を眺めて、 これを全部読むまでは、 頑張って生きようと、 改めて思わせてもらえる、 そんな幸せな読書時間を、 またいただきました。 ごちそうさまでした。 素晴らしい作家との出会いに、 全幅の感謝の念をこめて、 ★満点を捧げます。 ちゃんと新品で購入したので、 ちゃんと客として評価します。 これは素晴らしい。 最高。 | ||||
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上田さんの作品は初めて読みました。どれもとても評価が高いので期待感が高まりましたが私には合いませんでした。世界観、構成は上手いと思いますがどうにも没頭できない。長編に挑戦しようという気にはなりませんでした。 | ||||
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短編五本+中編一本という構成である。外れなし。おそろしくクオリティが高い。 表題作は「オーシャン・クロニクル」の一環だ。長編『華竜の宮』を先に読んだが、発表は本作のほうが早い。 水没後の世界を読者に納得させてから、「朋」が獣舟になってしまった女性のドラマをコンパクトにまとめる力量は大したものだ。 『くさびらの道』「侵略円盤キノコンガ」という漫画があったな。傑作特撮映画「マタンゴ」も思い出した。 キノコは自然界の中で異様かつ奇態で、不思議と親しみやすい恰好なので、ホラーのモチーフになりやすいのか。 本作のキノコが最も恐ろしい。切なく抒情的な読後感を残す。 『饗応』出だしからこの結末は、絶対に予想できない。 『真朱の街』その街には人間の相談に応じてくれる妖怪がいる。受け取る報酬は、金銭ではなく寿命だという。 ユニークな世界観で、ストーリーに緊迫感がある。シリーズになっているらしいので、読んで見よう。 『ブルーグラス』脳裏に映画のように情景が浮かぶ。SF恋愛小説の逸品だ。 甘々が苦手な私が感動したくらいだから、こういうのが好きな人にはたまらないだろう。 『小鳥の墓』彼はなぜ人殺しになったのか。未来SFの枠組みで書かれたサイコミステリである。 スタージョンの「君の血を」を想起した。 プロットはまったく似ていないが、異様なテンションと少年の歪な成長というテーマに通じるところがある。 すべて傑作で、驚くべきことにすべて味わいが違う。ひさしぶりに追いかけたくなる作家に出会えた。 | ||||
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