ヘーゼルの密書
- 歴史小説 (99)
※タグの編集はログイン後行えます
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点0.00pt |
ヘーゼルの密書の総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
現在レビューがありません
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
戦時上海・三部作の「破滅の王」、「ヘーゼルの密書」、「上海灯蛾」を読了。 1939年の上海。 榛(はしばみ)=ヘーゼルの花言葉は「和解」と「和平」だと。 その榛ルートの和平工作を描く。 水面下の活動は日中の和平に向けて。 ”いつかは実になることを信じて” 自由に生きたい・・・ | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
実際にあった日中和平工作をモチーフにしたフィクションで、聡明利発な通訳の女性スミ・天真爛漫な料理人の周治・記者の双見の主に3人の目線で話が進んでいきます。 個人的にメフィストフェレスを思わせる悪漢、雨龍と彼に誑される双見の話がハードボイルドっぽい展開で面白かった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
1939年の上海から、架空戦記が始まるのかと期待した。 だが違った。 「ヘーゼル」とは「はしばみ」のこと。 その花言葉は「和解と平和」とされている。 その言葉どおり、日中和平のために奮闘する、 日本人や、中国人の活躍が描かれる。 魅力的な主人公の、通訳者スミスミ。その警護にあたる料理人の周治。 2人を翻弄する日本陸軍の重鎮たち。 中国側も汪兆銘派と蒋介石派に分かれ、事態をややこしくさせる。 宋美齢(映画『宋家の三姉妹』)や 鄭蘋茹(テン・ピンルー)(映画『ラスト・コーション』)など、 映画や物語でおなじみの美女たちが物語を盛り上げる。 そして和解と平和の密書が、スミたちに託される。 だがその密書の真の狙いとは・・・ 息つくひまもなく、読者も翻弄されていく。 上田早百合さんの新境地。 あなたも、ひと時、日本の歴史の真っただ中に入り込もう。 ヘーゼル・ナッツを嚙みながら、ね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
導入部から「ワクワクドキドキ」ではなく、むしろ歴史小説的な展開。しかし、途中からグイグイと引き込まれて行きます。流石に濃密な展開なので、一気読みには向かないかも。でも面白かった。歴史物としてもスパイ物としても、その風合いは十分にあります。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 4件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|